TISと日本IBM、メインフレームのモダナイゼーションで協業 (2021/6/3、ニュースリリース)
※本リリースは、TIS株式会社ならびに日本アイ・ビー・エム株式会社による共同ニュースリリースです。
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TISと日本IBM、メインフレームのモダナイゼーションで協業
~「Xenlon~神龍 モダナイゼーションサービス」で企業システムをオープン化~
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TISインテックグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:岡本 安史、以下 TIS)と日本アイ・ビー・エム株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:山口 明夫、以下 日本IBM)は、メインフレームを活用した企業の基幹システムのモダナイゼーションを支援するため、本年6月より、両社で協力体制を確立し、協業していくことを発表しました。両社は、営業活動を共に行うとともに、TISの「Xenlon~神龍 モダナイゼーションサービス」を活用し、構想策定のコンサルティング、アプリケーション移行前の検証、アプリケーションの移行、システムテスト、保守・運用までを協力して進めていきます。
経済産業省が発表したDXレポート※では、2025年には21年以上稼働しているレガシーシステムがシステム全体の6割を占めると予測しています。これらのシステムを刷新できない企業は多くの事業機会を失うとともに、2025年~30年の間に最大12兆円の経済損失が生じると推定されています。しかし、多くの企業において重要な業務やデータがレガシーシステムと呼ばれる既存システムで稼働している現状において、運用や保守に関する負荷の軽減や、新規業務に柔軟かつ迅速に対応できることが課題となっています。
そのため、既存アプリケーションの構造を変革して最新技術を取り入れながら最適化を図るというモダナイゼーションに取り組み、クラウドネイティブ技術やAIなどの最新技術を活用したデジタル・トランスフォーメーションを支えるIT環境の構築が求められています。
※2018年経産省発行:DXレポート ~ITシステム「2025年の崖」克服とDXの本格的な展開~
https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/digital_transformation/20180907_report.html <https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/digital_transformation/20180907_report.html>
TISと日本IBMは、メインフレームのモダナイゼーションにおいて、特にレガシー言語(COBOL・PL/I)からJAVAソリューションへの移行に関する分野について協業を開始します。また、当初は製造業界と金融業界の大規模なレガシーシステムに注力します。
本協業では、TISの「Xenlon~神龍 モダナイゼーションサービス」を活用し、金融、製造、流通等の幅広い企業のシステムをモダナイゼーションしてきたノウハウや優位性と、IBMのメインフレームにおけるアプリケーション開発やアーキテクチャー設計における知見、グローバルや国内で培ってきたモダナイゼーションに関する豊富な経験、両社それぞれが持つ大規模案件の実行力・経験を活用してプロジェクトの共同推進を行います。両社の協力体制が確立されることで、メインフレームのモダナイゼーションを進める企業に対して、経済合理性に適う最適なソリューションによるエンド・トゥー・エンドでのご支援が可能となり、企業が求めるデジタル・トランスフォーメーションへの道筋をご提供することとなります。
<「Xenlon~神龍 モダナイゼーションサービス」について>
5MStepを超える大規模システムのレガシー言語(COBOL・PL/I等)を圧倒的な変換率(業務ロジック100%)を誇るリライトツールを活用してJavaに変換し、オープン環境へ移行するサービスです。すでに多くの企業で採用され、企業のレガシーシステムを短期間で安全・確実にモダナイゼーションしています。
サービスの詳細は以下をご覧ください。
https://www.tis.jp/service_solution/xenlon/ <https://www.tis.jp/service_solution/xenlon/>
以上
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