Kaspersky、専門家向けのオンライントレーニングシリーズに「Windows デジタルフォレンジック」コースを新たに追加(2024/07/09、ニュースリリース)
※カスペルスキーからニュースリリースが来ました!
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Kaspersky、専門家向けのオンライントレーニングシリーズに「Windows デジタルフォレンジック」コースを新たに追加
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[本リリースは、2024年6月24日にKasperskyが発表したプレスリリースに基づき作成したものです]
--【概要】---
Kasperskyはこのたび、サイバーセキュリティ専門家向けのオンライントレーニング「Kaspersky Expert Training(カスペルスキー・エキスパート・トレーニング)」シリーズに、新たに「Windows デジタルフォレンジック」コース(英語)を追加しました。このコースでは、デジタルエビデンスの特定、処理、分析の手法を学ぶことができます。資料のほかに、英語ガイド付きの動画と専用の仮想ラボが利用でき、オンデマンドでご自身のペースで受講することが可能です。主にデジタルフォレンジックの実践的なスキル向上を目指す方、フォレンジック調査サービスを提供する予定のサイバーセキュリティコンサルタントなどを対象とした中級レベルのコースで、費用は1,400米ドル(受講者1人当たり、税込み)、受講有効期間は6カ月、ハンズオンラーニングのための仮想ラボ使用100時間を含みます。
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2023年に当社が対応したインシデントレスポンスについて分析したところ、1カ月以上攻撃が継続していたサイバー攻撃は5分の1以上< https://www.kaspersky.com/about/press-releases/2024_longest-cyberattacks-experts-highlight-trusted-relationships-as-key-vector >に上りました。このことは、企業が「検知から解決まで」の期間を短縮する必要性を際立たせています。迅速かつ効率的なインシデントレスポンスを阻んでいる課題の一つは、継続的なスキル不足ですが、サイバー攻撃はあらゆる対策を講じていても発生し得るため、攻撃の進行のデジタル痕跡を検出する能力、すなわちデジタルフォレンジックは、サイバーセキュリティ担当者にとって特に価値の高いスキルとなっています。
本コースでは、インシデントレスポンスのプロセスの中で特に重要なデジタルフォレンジックの基礎を習得することを目的としています。カリキュラムには、さまざまなデジタルエビデンスの取得方法や、悪意のある活動の痕跡を見つける方法、各種Windowsアーチファクトのタイムスタンプを利用したインシデントシナリオを再構築する方法などを学習します。また、ブラウザーやメールの履歴を分析する技術も学びます。コース修了後は、インシデントの範囲の特定、エビデンスの取得、ログファイルの解析、ネットワークの解析、セキュリティ侵害インジケーター(IoC)の作成、メモリフォレンジックについて高いスキルを習得できます。
当コースはインシデントレスポンスに特化した一連のコースの一部です。自社のインシデントレスポンス部門の強化を目指す企業にとっても、デジタルフォレンジックに関する自身の技術分析スキルを高めることを目指す個人のサイバーセキュリティ専門家にとっても有益です。
■ 当トレーニングについて
・デジタルフォレンジックとインシデントレスポンス部門のマネージャーを務めるアイマン・シャーバン(Ayman Shaaban)が、長年にわたる経験から培ったサイバーセキュリティに関する広範な専門知識を生かしてコース設計を行いました。
・約50種類の英語ガイド付き動画と、専用の仮想ラボで効果的な学習ができます。
・トレーニングは英語で、オンデマンド形式です。
・トレーニングの有効期間は6カ月で、ご自身のペースで受講することができます。
・受講料は1人当たり1,400米ドル(税込み)です。支払い方法はウェブページをご覧ください。
・受講期間中のテクニカルサポートや問い合わせはメール(英語)で受け付けています。
Kasperskyのグローバル緊急対応チームで、デジタルフォレンジック・インシデントレスポンス部門のマネージャーを務めるアイマン・シャーバンは次のように述べています。「サイバーレジリエンスを高めるため、組織はログを一元的に管理し、長期にわたり保存するとともに、改ざんや悪意のあるアクセス、偶発的な紛失から保護し、インシデントに備える必要があります。また、必要なときに速やかにフォレンジック調査を実施できる能力も必要です。このコースでは、インシデントレスポンスプロセスの重要な部分であるデジタルフォレンジックについて詳しく学べるとともに、サイバー攻撃に速やかに対処し、これを封じ込め、理解し、そこから回復させ、可能な限り迅速にその影響を最小限に抑える上で役立つ知識を身に付けることができます」
・当コースのプログラムや受講登録、問い合わせなど詳細については、ウェブページ「Windows digital forensics」(英語)< https://xtraining.kaspersky.com/courses/windows-digital-forensics/?reseller=gl_wdfpromo_pr_ona_afm__all_b2b_blo_lnk____xtraining____743ec833cd3a6109&utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=apac_wdfpromo_mm0256&utm_content=link&utm_term=apac_newsletter_organic_bjsk4knxkfwq256&kaspr=duu4 >をご覧ください。
・サイバーセキュリティ専門家向けのオンライントレーニング「Kaspersky Expert Training」シリーズには、Windowsインシデントレスポンス、標的型マルウェアのリバースエンジニアリング、モバイルマルウェアのリバースエンジニアリングなどの講座があります。最新情報についてはこちらをご覧ください。
・本プレスリリースは、2024年6月24日現在の情報を基にしています。今後、価格の変更、仕様の変更、バージョンアップなどにより、内容の全部もしくは一部に変更が生じる可能性があります。
■ Kaspersky について
Kasperskyは、1997年に設立されたサイバーセキュリティとデジタルプライバシーを専門とするグローバル企業です。これまでに、10億を超えるデバイスを新たなサイバー脅威や標的型攻撃から保護しています。当社が有する深く高度な脅威インテリジェンスとセキュリティの専門性は、革新的なセキュリティソリューションやサービスに常に反映され、世界中の企業、政府機関、重要インフラから個人のお客様までを保護しています。高度に進化するデジタル脅威に対抗するため、先進のエンドポイント保護製品をはじめ、多くのソリューションとサービスを包括するセキュリティポートフォリオを提供しています。当社のテクノロジーは、22万を超える企業や組織の重要な資産を守る力になっています。詳しくは www.kaspersky.co.jp をご覧ください。
ニュースサイト
https://www.kaspersky.co.jp/about/press-releases/2024_pro09072024
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