【就職活動をする前に】やりたい仕事が見つからない時
多くの学生さんが、自分がやりたい仕事をしたいとか、自分が成長できる仕事がしたいとか、就職活動の中で考えることだと思います。
確かに、自分がやりたい仕事であれば、仕事を完成・完了したときの達成感も高いですし、自分の成長が感じられると満足感やその仕事をしていることの安心感にもつながると思います。
でも、ちょっと待って、皆がみんな、やりたい仕事を見つけて、その職につけるかというと、これがまた現実としては難しかったりしますよね。
まず、そもそも最初のステップとして、やりたい仕事を見つかるか?見つからないなら、どう見つけるか?ですよね。
子供の頃からやりたい仕事・職業があって、一貫している人は迷わないので、問題ないのですが多くの人が、なかなか「これだ!」というのが見つからず、高校生になれば見つかるかな?と思い、見つからず、じゃあ大学生になれば見つかるかなと思い、見つからず、とりあえず有名な大企業を目指しとけ!って、なるパターンは結構多いのではないかと思っています。
偉そうにこの記事を書いている私もそんな学生の一人でした笑
たぶん皆がみんな、急に私のやりたい仕事はこれだ!これだったのだ!って、気づけることは奇跡というか普通に無理だと思います。伝説の職人の技を見つけて、その技を継承したいみたいな奇跡が起きないと難しいのではないかと思うのです。
思うに、やりたい仕事を見つけるには2つの方法があると思います。
1.逆のパターンから考える
やりたいことの逆、つまり「この仕事は嫌だ」とか、「この職業は自分には無理」とか、消去法で考えて、徐々に範囲を狭めていき、これ以上は減らせないという仕事・職業の母集団の中から自分の将来の選択肢を決めるというやり方です。
そうすれば、少なくとも自分の苦手な仕事、好きじゃない仕事を選ぶ確率がぐっと減ると思います。
さらに後々、新卒入社で仕事を始めたものの、いろいろ違った!これじゃない、となった時に、「これ以上減らせない仕事・職業の母集団」の中から、選びなおしというやり直す為のツールにもなり得ると思います。
2.3つの要素から考える
もう一つは、自分にとって子供の頃から振り返って、自分が得意なこと、好きなことは何かを考えてみるというやり方です。多くの場合、得意なこと≒好きなことだったりしますので、どちらかを見つければ、紐づけられるかと思います。
そして、それに大事なことを加えてみると、自身のやりたいこと、やったらいいことが見つかると思います。
一例をあげると、兄弟姉妹や友人など人の世話・面倒見るのが好き、難しい話を相手に分かりやすく説明するのが得意、ずっと自分の慣れ親しんだ街に住んでいることが大事、であれば公立学校の教員になるのが良いね、となります。
今、転職口コミサイト(OpenWorkとか)など、オンラインの情報を収集すればいろんなことが書いてありますが、会社って、新卒入社でも転職でも本当に入ってみないと分からないことが多いです。これ、私の実感です。評判の良い会社でも自分の上司、同僚によって職場のカラーは千差万別です。ただ、評判の悪い会社はだいたい入社したらその通りです笑
残念ながら、世にホワイト企業は少ないです。
やりたい仕事なのに、職場環境が、人間関係が、ってこともあり得ます。その時は異動や転職をすることで、「やりたい」を手放さない、諦めないことも大事です。定番の表現になりますが、「好きこそものの上手なれ!」かと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。それでは、また!