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誕生日を迎えて嬉しかったこと「日本酒の話」

3/17は実は僕の誕生日で。
まぁ、だからなんだ。とは自分自身ではずっと思っていたんですが。
昨年の10月末に母親を亡くして
今回誕生日を迎えて

初めて

「お母さん産んでくれてありがとう。
せっかく頂いた命だから、大切に使います」

とか思って誕生日を初めて迎えました。

友達からLINEで、ミスドのチケットを頂いたり、ローストビーフのLINEギフトを頂いたり、スタバLINEギフトを頂いたりと凄く嬉しい日でした。
ただただ感謝です。

まぁ誕生日の話はこんなもんなんですが。笑

私の友達の家が酒蔵で日本酒を造っていて、その友達が醸造責任者の杜氏をしているんですが。
ひとつ嬉しいニュースがあって
それは僕がずっと望んでいた日本酒が初めて出来上がった。という話を今日は書きたいと思っていて…

そのお酒が出来たそのニュースのことが
最高の誕生日プレゼントだなと思っているので
今日はそれを書きたいなと思っています。

あそうそう。ココでは買えないんです。
だから案件では無いんです。
話だけを聴いてもらえるだけで良いんです。

埼玉県越生町で老舗酒蔵を営む
佐藤酒造店の女性杜氏である佐藤麻理子さんが僕の友達です。
私は日本酒だけでなくいろんなお酒に実は精通していて、そのことはココで書くことは今後も無いのですが。

今回のお酒は私が佐藤酒造店に望んでいた日本酒であったので販売を喜びました。
佐藤酒造店の蔵元で細々と少量売る日本酒の話です。

お酒造りは、大切なのは「水」そして「お米」もうひとつは「酵母」になります。

もちろん蔵人の技術もありますが。
良い水と良いお米と良い酵母は欠かせません。

今回はそんな「酵母」の話です。

日本酒 うめのはな -Hakubai-

先ず、元記事はこちらです。

埼玉県越生町は、関東三大梅林園のひとつで、佐藤酒造店はその越生梅林園にほど近い場所で日本酒醸造しています。
今年は記念すべき年で
創業180年になります。
そんな中での「新しい日本酒」が生まれました。

佐藤酒造店の敷地内には無農薬の自生する梅林があります。
その梅と自家醸造の日本酒で作った梅酒は絶品で、丸ごと佐藤酒造店を味わうことができます。

今回は梅の実では無くその佐藤酒造店の敷地内の梅の花から
酵母を取り出して日本酒を造ることに成功して製品化され日本酒として発売に至った嬉しいニュースが届きました。

自然豊かな越生町 佐藤酒造店 の自社梅園の梅の花から
採れた【梅酵母(白梅)】を使用してお酒を仕込みました。


何年か採取を試みたのですがなかなか採れず。
やっと、、、採取することに成功しました!



地域活性化にも繋がるのではないかと思い、
たくさん採取していたので本当に嬉しいです。

東洋大学さまに花酵母の分離をしていただきました。
ご協力いただきましたみなさま、本当にありがとうございました。

⁡ほんのり梅香る優しい甘さのお酒に仕上げることができました。

⁡こちらの商品は、弊社直売店のみの販売となります。

佐藤酒造店HPより


東洋大学のご協力とは、佐藤麻理子 杜氏の弟さん専務の母校なので、本当にご縁で完成した日本酒ですよね。

佐藤酒造店が、いっぱい詰まった日本酒に成功しておめでとうと心から思っています。

実は「梅の花」からの「花」という部分から花酵母を分離することは難しく、しかも「梅の花」でも無く「越生の梅の花」でも無く「佐藤酒造店の敷地内の無農薬の自生する梅の花から分離した花酵母」であることが付加価値です。

梅の実からでも、どこかで売ってる花酵母からでも、誰かが作った梅の花酵母でも、日本酒を造ることは可能です。
それは水ひとつでも、水道水を蒸留した水を使う酒蔵は山ほどあります。

全て佐藤酒造店のこだわり。
それは酒蔵でしか買えない少量しか
造れませんが、杜氏が全て目が届く量を醸すというこだわりから生まれています。

そのこだわりは、杜氏の人生の全てでもあり、余暇も酒造りです。休日も酒造りです。

そんな杜氏の奇跡の1本が生まれました。

それが今回の日本酒です。

埼玉県の昔ながらの越生町の里山風景と、豊かな生態系が残る越生梅林。

「梅花酵母」とは、佐藤酒造店の敷地内の場所に咲く梅の花に、ひそやかに生息していた自然酵母になります。

各地にその土地特有の言葉があり、その土地の作物があるように、発酵という自然作用を生み出す、この目に見えない微生物もまた、天から授かった佐藤酒造店敷地内の地域資源です。

古来より味噌、醤油、日本酒はもちろん、藍染めや家屋の土壁など、衣食住に発酵のチカラを活かしてきた日本人。

そんな先人の知恵に現代の技術を加えて、21世紀の発酵文化を遺していきたい伝えていきたい。


今日は自分の誕生日ですが、
母親はこの世を去りました。
しかし遺伝子として記憶としても
この私を遺したように。

このお酒を通して
今年創業180年の佐藤酒造店から
創業200年の佐藤酒造店に向かって
ずっと遺して欲しいお酒と
私は心から思ったりしています。

美味しいとは「美しい味わい」です。

梅の花は寒い厳寒の冬に咲く花です。
寒さに耐え、春を待つ梅を思わせる生命力。それこそが天から授かった「万能酵母」のひみつであり美味しいであり美しい味わいのひみつです。

佐藤酒造店と日々一緒に生きている
敷地内の無農薬で自生する梅の木の花の酵母のお酒は
まさにオンリーワンであり
THE 佐藤酒造店 SAKEです。

私はまだ酒蔵に行けていないので
実は味わっていないのですが、
機会を見つけて
しっかりと味わいたいな。
そんな想いでおります。

うめのはな -Hakubai-
ネットでは気軽に買えない
超レア酒です。

ぜひ一度。越生町まで足を運んで
佐藤酒造店でご購入してください。

気軽に買えない酒ですが
知っておいて欲しい酒です。
そして越生町の佐藤酒造店の風景を
見てから購入した方が五感で堪能できるお酒です。

美味しいとは美しい味わいのこと。


あそうそう

ちなみに、うめのはな -Hakubai-の

-Hakubai-は白梅のことです。

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