Appleファンの私がApple Watchを辞めてスマートバンドを購入しました⑥
そもそもスマートウォッチはどうやって心拍数を計測しているのか、まずはその仕組みを解説します。
現在販売されている多くのスマートウォッチ・活動量計では「光学式心拍センサー」が採用されています。
この光学式心拍センサーは、皮膚に照射する光を利用して静脈や組織を循環する血液の量を測定します。手首に通っている血液に光を照射して、機器に戻ってくる光の反射量の計測値を心拍数に変換しています。
スマートウォッチ・活動量計の盤面の裏側が
黄緑に光る
のはこのためです。
心拍数が多いほど、血流が多くなり、グリーンの光が吸収されます。
血液の酸素飽和度(SpO2)を計る「パルスオキシメーター」でも同様の仕組みが利用されています。
私のXiaomi smart band8は
赤く光る時があります。
赤色LEDライトと赤外線ライトを利用することで、血中ヘモグロビンのライトの吸収状態をデバイスの裏に備え付けられたセンサーで読み取り、血中酸素トラッキングデータをデバイスの画面上で表示します。 血液中のヘモグロビンは、血中酸素レベルを検出するための鍵です。
精度については、賛否両論ありますが、スマートウォッチ・活動量計での心拍計測においては、
日々の生活内で
継続して使い続けることで
自身の安静時・運動時の心拍数の
目安を知り、異常値が出ていないかなどをモニタリングすること
が主な目的となるかと思います。
プロアスリートでもない限り
一般家庭用で使う分には
スマートウォッチ・活動量計で
計測した心拍数データでも
十分参考になります。
スマートウォッチで第2位のSmart Band 8は、2023年9月に発売されたモデルでSmart Band Proの廉価版的な位置付けのモデルです。
Smart Band Proと比べると、目に見えるデザイン性の違いだけでなく、防水性が劣っていたり、ランニング時などに便利なウォッチ本体のGPS機能(位置情報機能)が省かれていますが、
歩数、睡眠状態など最低限の健康管理のモニタリングをメインに考えるなら本モデルでも十分使えます。
スマートウォッチとしては手の出しやすい価格なため「どの機能が必要か」が分からない方は、ひとまず 最低限の機能が搭載されている本製品を試し、さらに機能が欲しくなった際に上位のモデルに進んでいくのが良いかもしれません。
とにかくお求め易い価格で
もうすぐ使用して1週間になりますが、全く不満がありません。
豊富なベルトがAmazonで廉価で購入出来、カラーシリコンならば8カラーセットで1,000円」や革ベルトやステンレスベルト。チェーンベルトから、Apple Watchのようなスポーツベルトまで「「1,500円未満」で好きなベルトに替えられるのも人気の秘密です。
⚫︎成人の安静時の心拍数
一般的に55~80 BPMと言われています。
ただし、年齢や性別などによっても異なります。
心拍数は運動中に増加します。 心肺機能が優れているアスリートは、通常、平均的な成人よりも心拍数が遅くなります。
Xiaomi smart band8の
アプリによる心拍計測
Xiaomi smart bandでは、多くの心拍の計測ができます。
心拍数の正常範囲は、安静時の心拍数が1分間に60~100回であることが一般的であるとされていますが、
心拍数の正常値の範囲は、人によって異なります。
年齢や身体的な活動レベル、飲んでいる薬、病態が関係するので
自分にあった脈拍を
見つけることは重要です。
自分の心拍ゾーンを知って
目的に合わせてスマートバンドを活用することで、単なる結果計測ではなく、スマートバンドの面白さを感じることができます。
心拍数によって適度な運動
のレベルを定める事ができます。
⚫︎心拍ゾーン
5つの心拍ゾーンの継続時間を記録しています。 それぞれ運動の種類によって適しているものが異なります。
①心拍数が最大心拍数の50~60%の場合
ランニング前の動的ウォーミングアップやランニング後のクールダウンに適しています。
②心拍数が最大心拍数の61~70%の場合
身体は主に脂肪を燃焼させることで運動のエネルギーを供給し、効果的に脂肪を減らしたり、体脂肪率をコントロールしたりすることができます。
③心拍数が最大心拍数の71~80%の場合
炭水化物が身体の主なエネルギー源となり、心肺機能を効果的に強化することができます。
④心拍数が最大心拍数の81~90%の場合
乳酸の蓄積量が増えるので、それを利用して乳酸耐性を高めるトレーニングを行います。
⑤心拍数が最大心拍数の91~100%の場合
心臓は非常によく働いています。 このレベルでの運動は、経験豊富なトレーナーに適しています。
心拍数が最大心拍数の50%を下回った時間は統計に含まれません。
⚫︎安静時心拍数
安静時心拍数は、RHRとも呼ばれ、非睡眠時かつ非活発な安静状態での1分あたりの心拍数を指します。
運動、適切な体重の維持、禁煙、飲酒の制限により、安静時心拍数を比較的ゆっくりとした安定した範囲に保つことができます。
⚫︎心拍数の変化
心拍数の変化は、心臓病と密接な関係があります。
160 BPMを超える、または40 BPMを下回る安静時心拍数は、主に心臓病の患者で観察されます。
動悸や胸の圧迫感などの不快感を感じることが多い場合は、早めに医師の診察を受け、原因を特定するようにしてください。
⚫︎心拍数のパターンの把握
多くの人が不整脈を抱えています。 成人の場合、安静時心拍数が50~60 BPMであれば、一般に明らかな自覚症状はありません。
鍛え抜かれたアスリートや長時間肉体労働に従事している人の中には、安静時心拍数が40 BPM程度であっても、明らかな自覚症状が現れない人もいます。
ただし、胸の圧迫感、疲労感、めまいなどの不快感を感じた場合は、できるだけ早く医師の診断を受けてください。
ちなみに精度の問題については
数多くの論文が世界中で提出されており、私も多くの論文考察を読みました。
Apple watch以外のスマートウォッチでも安静時の心拍数は心電図の心拍数とのずれは少ないです。
要は、動いても腕の動きに耐えて正確に脈拍計測できるかどうかが問題となります。
日常生活レベルで、使う場合には大差はないと思います。
問題は
ハードな運動特に腕を振るランニングなどでは、スマート Watchがズレることで計測の正確性が異なる場合があるので、ランニング主体の方やプロアスリート向けは少しお高いスマート Watchを検討する方が良いでしょう。
最初に書きましたが
自分自身の心拍数を継続的に
モニタリングする事で
異常を発見出来ること。
自分自身の心拍ゾーンを把握して
適した活動で効果的に心拍を活用すること。
瞬時にスマートバンドで把握出来ることが、「スマートバンド生活」の根っこです。
私のXiaomi smart band8は
その入門機であり5,000円前後と
コスパ最強の初心者向けで1番売れているモデル。Xiaomi smart bandは全てのスマート Watchで二番目に売れているスマート Watchになります。(一位はApple Watch3位がfitbit)