自治体のあり方。
2021/6/15 自治体のあり方について、敦賀市に提案してみました。
まぁ~、私自身、行政運営する際に「市の境界とか意味あるのか?」と思っているので、そもそもの自治体への考え方が行政と異なる点は多いかもと思いながらの今回の提案。
いきなり余談:よく行政の縦割り弊害とかあるけど、一番の縦割り弊害は市町の境界ではないかと。市町の境界って、今のWEB時代に意味ありますかね? 少なくとも観光客には関係ないですよねー。 市町の縦割りなくして、観光課とか全部一緒にしたらいいのにー。公共施設も1つの自治体に1つ持つとかっていつの時代よーーー(絶叫)
かなり、横道に逸れましたが、
今回の提案の内容は、ざっとこんな感じ。
敦賀市の持続可能な行政運営をしていくには、自治体のあり方をゼロベースから見直す必要がある。
なぜ?自治体のあり方をゼロベースから見直す必要がある?
理由その1:敦賀市は全国市平均の1.7倍の公共施設保有量があり、今後年間の維持管理費だけで、年15億円程度。
理由その2:さらに、40年後の人口は現在の約6.4万→4万人ほどに人口減少していくことが推計されている。
もはや、持続可能な行政運営は困難ですよー!ということが、公共施設総合管理計画(5年前に策定された計画)に書いてある。
しかし、この5年間、公共施設の延床面積が増えることがあっても減ることはない・・・。
結局、公共施設総合管理計画は「絵にかいた餅」になりつつあったが・・・、
市担当職員の頑張りによって1つの希望も見えた。(美浜町と敦賀市と共同運営している病児病後児保育)その希望は、今後、1つから、3つに増えていく。(新清掃センター、最終処分場)
希望というのは、自治体の枠組み、境界を越えた「公共施設の共同運用」
公共施設の共同運用
公共施設の共同運用をすることで、建物を建てる際は折半でとか、7:3で!(例)とかになる。そして、維持管理費についても同じような条件で維持管理費していくことになるため、行政運営上は効率的。
公共施設の共同運用は、メリットしかない。
あえて、デメリットを考えると、利用者の自宅から公共施設までの距離が遠くなるかもしれない。(これも道路整備・バイパス整備により時短となっている)
ということで、新しい自治体のあり方として、公共施設の共同運用を敦賀市に提案した。
今後、共同運用が進めば、公共施設1つに対する投資額も増え、維持管理費もしやすくなる。さらに持続可能な行政運営ができるようになる。
これまで、自治体の歳入のアップについては、広告料収入の増加策や、ふるさと納税の増加策など、総額にするまずまずの歳入アップ策を敦賀市に提案してきた。
歳入アップのあとは、維持管理費のダウンをすることで、歳入と歳出の両面から敦賀市の発展を支える土台ができる。
その土台を黒子となり支えてくれている、契約管理課の職員さん、ふるさと創生課の職員さんには感謝しかありません。
ありがとう!
ようやく、土台が固まってきたことは素直に嬉しい今日この頃。
強固な土台をつくっておけば、多少無茶なことをしても、土台は揺るがないので、今後も、より強固な土台づくりをしていってほしいと思っての今回の一般質問。
それでは、また
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