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【アリゾナ解剖学実習日記2017/Day5】
ちょっと間が空きました。
いよいよ最終日!
今日この日にアメリカにいる不思議^_^;
と言うことで昨日の夜は久々にテレビをつけて見ました。
今朝ホテルのロビーでは
人々がいろんな顔で
画面を見つめていました。
そんなこととは無関係に
最終日の朝が来ました。
最後の気力体力をふりしぼり
あと一息、
がんばるぞー٩( ᐛ )و
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解剖学実習5days@アリゾナ終了〜!
最終日、
もうもうもうもう
生きててよかったっ!!!(;ー;)
というレベルのものたくさん見られました。
大脳鎌、小脳テント、篩骨蝶形骨
後頭骨大口、静脈洞、
そして硬膜とその中を通る美しい神経(馬尾も!)。
解剖チームの他の方たちが
ドン引きする勢いで夢中になって解剖しました^^;
トム先生と、天才解剖学者のトッド先生、
かおりさん、スタッフのみなさん、
本当に素晴らしい経験をありがとうございました。
人生でもあまり経験したことがないくらいの
最高レベルの謎の達成感に包まれています。
おわったあああああああああ〜!!!涙
そして
こんなにもたくさんのものを見せてくれ
こんなにもすごい経験をさせてくれた
「HANNA」に
心から、心からの感謝と敬意を。
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そして打ち上げにて。
55人の参加者のうち
2人しか当たらない抽選を
なぜか引き当ててしまうこの二人、笑
なんかすいません^^;
な、なぜこんなことに・・・
おそろいのバッグでこれから仕事しますっ。
明日から、なんと「雪」予報の(!!)
セドナへGO。
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打ち上げも終わって部屋に戻り
コーヒー淹れて
めっ・・・・ちゃ満足感に包まれながら
こんなお菓子食べながら
雑誌でもダラダラ読みたいわと思うも
雑誌などないので
仕方なく
「ヨガに役立つ解剖学」
を読んでいます。
手持ちの本、これかネッターのアナトミーかの2択なもんでね・・・。
今朝、洗面所で洗濯しながら
洗面ボウルが「骨盤底」に見えた時は
病気だなと思いました。
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自分がやっているワーク的にも、個人の興味としても中枢神経系がいちばん解剖で見てみたいエリアだった私にとっては最終日はハイライトでした。
しかし、5日の解剖プログラムはすべて自分たちの手で手順に従って解剖していくためスケジュール的に押せ押せで、「ほんとうに中枢神経まで行けるのだろうか」と最後まで気が抜けず…。その分、まずは隣のテーブルのご献体で頭蓋骨を開けて脳を取り出し、頭蓋底、膜組織、脳神経が、まるでネッターの解剖学の本を見ているような鮮やかさで出現したときは思わず声を上げてしまいました。(そしてみんな同様に、おおおおおお・・・!!!と言っていた)
極限まで集中し、どこかで自分を意識的に麻痺させながら取り組んできたこの5日間。生と死の間で「生命」を探求させていただいた5日間でした。
解剖の実習はここで終わりですが、ここでの経験はその後もじわりじわりと自分の中で膨らんでいきました。
翌日からのセドナ旅も含めて、もうしばしお付き合いくださいませ。
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オガサワラカズハ研究生活応援マガジン
ボディーワーカーをしつつ、尽きることのない人の「心と身体」への興味に突き動かされ、東北大学医学部大学院で「拡張した心」をテーマとする研究生…
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