【研究生活日記】これも「非言語性コミュニケーション」?
ネイルサロンと新幹線の中は私にとって「世界2大仕事がはかどる場所」だ。なぜだろうか。
*場所の縛りがある→さぼりにくい
*パーソナルスペースとある程度自由がある→リラックス出来る
*時間のエンドがある
の3大要素が揃っているからだろうか。この3つを揃えたら自分の机でも仕事がはかどるのだろうか。
そんなわけで今日は、新幹線に乗って大学のある仙台まで行ってきました。やはり月に一度は最低でも通わないと研究が進まない&孤独に耐えられない。研究室と離れている不自由さは、ある程度メールなどで補完することが出来るが「空気感」とか「気配」みたいなものって精神にとって大きなリソースなのである。
滞在時間と同じぐらいの時間が往復に取られるが、それでも研究についてがっちりと相談でき、他の研究員の研究の成果発表や進捗についてのディスカッションなどに触れることが出来収穫大!!の一日。
不思議だ。
先生とのディスカッション以外は自分の研究テーマとは全く関係ないいくつかの研究について聞いただけなのに、行きの新幹線では難解だった資料がすらすらと読めるようになっている。
意味がわかるというよりは、ただの文字情報だったものから、立体的に意味が立ち上がってくるのが分かるというのか、「理解度」があがっているというより「情報量」が増えたように受け取れるのだ。
これはいつもライブに行くと体験する現象だ。ポップスであれクラシックであれ、行きに聞いていた同じ曲を帰りに聞くと「情報量が増えてる」ように立体的に聞こえる。
現代医学とは全くかけ離れた怪しい話ですが、よくヒーリングワークなどで言う「アチューンメント」とはこのようなことを言うのでないか。ある種の情報に集中的に触れることによって、そのレイヤーにチューニングされて受け取り力が上がると言うのがその本質なのだろうと思う。そのようなことが、人間にはあるのだきっと。エビデンス云々できる現代科学とは全く別次元の話として。
今日の研究会では「非言語コミュニケーション」という言葉がかなりキーワドとなっていた。一説によると人は言語より非言語のコミュニケーションのほうが圧倒的に多くの情報量を交換しているという。身振り手振り、アイコンタクト、などのわかりやすいものもあれば、ポリヴェーガル理論でスティーブン・ポージェス言うところの「ニューロセプション」、つまりもっと身体・神経レベルでのコミュニケーションも含めると、実に言語コミュニケーションの1万倍もの情報を交換しているとか。1万倍!(どうやってはかった、笑)
今日は「波動」レベルの、非言語コミュニケーションを体験したということにしよう。
しかしいつも仙台に行ってもとんぼ返りで、往復の駅弁しか食べていない。いつになったら牛たんとか食べられるのだろうか。
ディーワーカーをしつつ、尽きることのない人の「心と身体」への興味に突き動かされ、東北大学医学部大学院で「拡張した心」をテーマとする研究生生活を初めてしまいました。「研究生活マガジン」では研究生活のアレコレをシェアします。
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