ブチ 第90話 「幻想」
第六章
バリバリの春篇
ブチ(オス 雑種犬)と片田舎に住む少女(かずちゃん)の物語。
ブチの物語は、Twitterへの何気ない呟きからスタートしました。一回の文章がTwitterの制限文字数内になっているのはその名残りです。
このnoteにて、ブチの物語を改めて紡ぎ直しをしております。初めてブチの物語を読む方は、私のnoteマガジン「ブチ」「ブチseason2」も合わせてご覧下さいませ^ ^
今回でブチseason3はいよいよ最後回なんです。なんとなく1seasonを30話までと決めてしまったので、そこへ向けて物語を終わらせるルーティンというかテンプレートが出来上がったのですが、この量が私にはちょうど合っているようなんです。そうなんです。では最終話をどうぞ^ ^
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春の草花は黄色いものが多い
何故だろう
今日の土手は全体的に霞んでいる
月も遠くの山々も
「たんぽぽの綿毛みっけ」
ブチに向かって綿毛を飛ばす
綿毛に向かって吠えるブチ
「ブチ、そろそろ帰ろっか」
「ワン」🐕
音楽の時間に習った
“朧月夜”を歌いながら
家に帰った
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