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地下アイドルオタクはベンチャー企業の広報に向いている

Kazuha Komasa

はじめまして、ベルフェイス株式会社というSaaSベンチャー企業で広報をやっている小正（こまさ）です。

はじめに

簡単に自己紹介がてら、ざっくりとお仕事の説明を。
私が所属するベルフェイス株式会社は、営業に特化したWeb会議システム「bellFace」を提供しています。
今まで対面が当たり前だった営業活動を、オンラインで行うことによって営業の効率化や働き方を変えられるサービスです。
今でこそ「インサイドセールス」という言葉を聞くようになりましたが、創業当時の４年前は全くと言っていいほど知られていない領域でした。
私は2017年にインサイドセールスとして入社し、去年10月より広報の立ち上げを行っています。


オタクの日常

そんな私の趣味は、女性アイドルのライブに行くことです。オタク活動で得るパワーが人生の活力です。
週末は基本地下ライブハウスに潜り、推しグループのライブで踊り狂い、満面の笑みでアイドルとチェキを撮っています。

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（どんだけ幸せそうな顔してんだ・・・）

地下アイドルは平日の活動も多く、ライブの日はメイク等気合が入っているからか、同僚に「今日ライブ？」と聞かれるほど分かりやすいようです。
良いライブを観た次の日は、すこぶる元気になり、仕事もめちゃくちゃ捗ります。

そんな日常を送る中、ふと持論が生まれ、このnoteを書くに至っています。
それがタイトルの通り「地下アイドルオタクはベンチャー企業の広報に向いている」です。
ベンチャー企業の広報が求められることは、どちらかといえば守りより攻め。社内にある情報を正しく魅力的に世の中へ届け、事業に成果をもたらすことがミッションだと考えています。
企業規模が大きくなってくると、もちろん守りの広報も大切になってきますが、ベンチャー企業の広報は1人でやっているケースも多く、リソースが限られていることが多いです。


地下アイドルオタクとベンチャー企業広報がもつ３つの共通点


両者には３つの共通点があると感じています。完全なる個人の意見として好き勝手に書いていきます。無意識にオタク用語が出ていてもご了承くださいませ…。

１．世に知られていない魅力を発掘するスキルがある

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アイドル戦国時代を経て、いっときのブームを終えた今、特に地下アイドルと呼ばれるグループは、日々生まれては消えを繰り返しています。
そんな状況で勝ち抜くために、昨今のアイドルグループは、コンセプトやメンバーの個性が多様化していますが、多くの地下アイドルはそういった個性や魅力が世の中に知られていないのです。
その魅力を誰よりも先に見つけ出し、応援しているのがオタクです。

一方ベンチャー企業も、年間数万社が創業しているにも関わらず、数年後の企業生存率はその約半数だそうです。
各社は競合との差別化やまだ見ぬビジネス領域を開拓し、自社の魅力はどんな点なのか、どういう形で伝えていくのが適切なのか、自社を客観的に見つめる必要があります。
そしてそれらを社会に向けて発信していくのが広報の役割。魅力を発掘し、磨き、伝えていくスキルが広報には必要です。


２．ストーリーテラーである

ストーリーテラーとは『物語の語り手』。組織のあらゆるストーリーを集めて、社内外に伝える人のことを指します。

前述のように、溢れるほどいるアイドル業界を勝ち抜くには、個性だけでなくアイドル個人の経歴やグループの歴史、目指すビジョンがとても重要になってきます。
これらをオタクが理解し、あたかも自分のことのように伝えられるスキルがあれば、オタクがアイドルグループのストーリーテラーとなれるのです。
私自身、オタクをはじめて早10年。布教系オタクとして今まで何人もの一般人をアイドルの沼に引きずり込んできました。それは届けるべき相手に、興味を持ってもらえるような情報を咀嚼して伝えることを意識しているからだと自負しています。

ベンチャー企業は社長だけがストーリーテラーになりがちですが、同じレベルで広報も自社の魅力を語れるべきだと考えています。社長のこと、会社のこと、事業のこと。全てを魅力的に伝えるスキルが必要です。

私は、ベルフェイスにまつわる情報を発信する際、

・相手が興味を持つポイントはどこか
・さらに興味を持ってもらうにはどう伝えるのが最適か
・アクションを起こしてもらうにはどうすればいいか

を常に考えるようにしています。ただ発信するだけではなく、発信する内容や届ける相手に合わせて情報をアレンジしていくのも大切なポイントです。

ベンチャー企業の広報は、組織のストーリーテラーであるべきだと強く思います。

３．「好き」がすべての原動力

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結局ここ。推しが好きで、その魅力に共感する仲間が増えて、徐々に世に知られて、推しの夢が叶う姿をみたい。アイドルオタクとして願うべきことは、ここに尽きるのではないでしょうか。私が今推しているグループは、楽曲も粋でカッコよく、メンバーも全員魅力的で、メンバーが叶えたい夢に共感し、それを叶えるために応援したいと思っています。

同じように、私はベルフェイスがとても好きです。
心から素晴らしいプロダクトだと思っているし、一緒に働く仲間も好きだし、会社が目指している世界観にも強く共感しています。
そしてその魅力を一番伝えられるのは、広報である私だと思っています。
言葉にすると薄っぺらく感じてしまうのですが、広報に最も必要なスキルは「愛」だと本気で思っています。

【まとめ】
１．世に知られていない魅力を発掘するスキルがある
２．ストーリーテラーである
３．「好き」がすべての原動力

さいごに

最後に私が推しているアイドルグループ「フィロソフィーのダンス」の楽曲を添えて。

12/17（火）フルバンドセット＆過去最大キャパ“新木場STUDIO COAST”でワンマンライブがあるので、ご興味を持った方はぜひ！

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