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インクルーシブデザインの商品事例

インクルーシブデザインワークショップに参加すると、ファシリテーターが「インクルーシブデザインとは」についてを事例と一緒に具体的に教えてくれます。
気づいていないだけで、私たちの身の回りには思っていたよりもインクルーシブデザインで出来た商品が多い様です。
それらはインクルーシブデザインの成功例と言っても過言ではないでしょう。
この記事を読んでくれている皆様がインクルーシブデザインのワークショップに参加された暁には、「私/俺はこの事例知っているもんね…フフフ…」と自慢げに話していただければ幸いです。

それでは、インクルーシブデザインの事例を挙げていきます。

■インクルーシブデザイン商品事例 その①

「Zippoライター」
1930年代ごろ、ライターという概念はありましたが両手でないと火が付かない使いづらい製品でした。
そのためかマッチを使用している愛煙家が多く、第一次世界大戦で腕を失いマッチを擦れなくなった人のために創られたのが、片手でも火をつける事が出来る、Zippoライターでした。
現在では、障害のない人も含め広く使われています。

■インクルーシブデザイン商品事例 その②

「ストロー」
驚くことに70年以上前から発明されているとの事!
元はというと咀嚼力が弱い人や、手に障がいがあり上手く使えない人のために創られたが、今では飲食店でソフトドリンクを頼んだ際、ほどんどのお店でグラスと一緒についてくるのではないでしょうか。

■インクルーシブデザイン商品事例 その③

「iphone」
iphoneをお使いの方は、是非ともご自身のケータイを見ていただきたい!
「設定」➝「一般」➝「アクセシビリティ」から持ち主が一番使いやすい聞こえる声の大きさや、ディスプレイの色味など様々な設定が出来る様にデフォルトでなっています。わざわざアプリをダウンロードする必要がありません。
今のIphoneの形になるまで、何度もリードユーザーとディスカッションを重ねたそうです。。
私もiphoneユーザーですが、アクセシビリティ設定はあまり触れた事がありませんでした。
ここまで工夫が凝らしてあると、代金が高い理由にも頷けます。

■インクルーシブデザイン商品事例 まとめ

いかがでしたでしょうか。
インクルーシブデザインで出来た製品・その事例は私たちの身の回りにあふれています。
「インクルーシブデザイン」という概念を知っているかどうかがこれらの製品に気づくかどうかの分かれ道です。

こう聞くと、なんだかインクルーシブデザイン勉強したくなってきませんか?
…少なくとも私はなりましたので現在も勉強を続けています。

■インクルーシブデザインについて勉強出来る場所

ブランディングテクノロジー株式会社が、視覚障がいを持っている方とインクルーシブデザインについて研究するNPO法人の代表をお招きして、月に1回開催しているワークショップです。

参加者も人材系企業の代表の方や、大手小売業の企画戦略の方、外資系コンサルティングファームの方など、私にない視点を持った方々と活発に意見交換が出来ますのでとてもオススメです!

興味がある方は以下にコメントを残していただければ幸いです!

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