チャリティコンペが始まった!
自分が思っていた以上にチャリティコンペは大きくなる。すしプロの声掛けで倉敷で合宿をしていた女子プロゴルファの福嶋晃子プロ、福嶋浩子プロ、木村敏美プロがチャリティコンペに参加する事になり、どうすれば一般の参加者の人と一緒にラウンドが出来るのか?どうしたら参加した人が喜んで貰えるのか?考えても考えても思い浮かばない。
それでも自分が出来る事を!参加者の人数集めや景品の準備、ゴルフ場との連絡を繰り返していた。沢山の人に助けて貰いながら無我夢中で動いてた。
と、同時にツアープロの皆さんやゴルフ関係の方々からチャリティオークション用のゴルフボール、ウエア、クラブなど凄い数が届く。下の写真はほんの一部。
2011年3月23日,
多分ほぼ寝ないまま当日を迎える。
初めてのチャリティコンペ、上手く出来るはずも無く女子プロの皆さんに多大なるご迷惑をかけた。福嶋晃子プロのマネージャーのような方が「これだけのチャリティコンペを開催するのは素人では無理です。次は必ず連絡を下さい。お手伝いしますから」と言ってくれた。
福嶋浩子プロが「良く頑張ったね」と肩を抱いてくれた途端に涙が溢れた。
2日間に参加してくださった人数は80人近く。チャリティコンペやオークションで集まったお金は70万円を超えた。
集まった義援金は市役所の方がゴルフ場に受け取りに来て下さった。お金は日本赤十字に届くらしい。
二日間が終わった。参加者の中には単にゴルフをしたいだけ、プロとラウンドをしたいだけの人が居た。当たり前だ。なので募金を集めるとなったとたんにキツクなる。当たり前だ。
募金のお金を「拾え」と言わんばかりに投げつけられた。拾った。。。
この1000円も、感謝の1000円も被災地で使うには同じ1000円だと思ったからだ。
ただ。。。悲しかった。
この一週間で4キロ近く痩せてた。一緒にラウンドしてた友達に「やつれたなぁ。大丈夫か?」と声を掛けられた。
きっと大丈夫じゃ無かった(笑)
二日目にフラワーアーティストの萬木 善之さんが、花束を作って来てくれた。参加してくださったプロゴルファーの皆さんへのプレゼントだ🌻感謝しかない!
新聞社が取材に来ていた。取材の連絡を受けた時に開催前にチャリティーコンペの参加者を集めたいので新聞の記事で出して欲しいとお願いしたのに当日が取材となった。結果だけを報告されても意味がない。そう思った。
笠岡市から私に対して感謝状が出せると言われた。私は要らないので、今回動いてくださったプロゴルファーの皆さんに感謝状を出して欲しいとお願いした。
「上さんには出せるけど、そちらは出来ません」と断られた。私への感謝状は断った。もしかしたらプロも要らなかったかもしれないけど、私はせめて感謝状の一枚を送りたかった。
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