![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/42900865/rectangle_large_type_2_950f4a725495106794b0881192479a93.jpeg?width=1200)
無常迅速の機
前回 一年の計は元旦にあり!と話しました。
決意と計画は早いほどよい という意味でした。
お釈迦様は人間はいつまでも生きられないのだよ。
人生はあっという間に過ぎ去るんだよ。
これを ”無常迅速の機” と言っておられます。
この “機”とは人間のことだそうです。
機械の機はもともと外からの作用で動くこと。
本来は人間の心を指しています。
ちなみに心の語源はコロコロからきているそうです。
あっちいったりこっちいったり定まらないのが心。
だから 必ず はこころに楔を打ちとどまるようにしむけること。
だそうです。
でもでも
いずれ死ぬ思ってはいるが、”明日ありと” 次の日も ”明日ありと”
思ってしまうのが常。
仏教用語に
〇 老少不定 ろうしょうふじょう
人間の寿命は、老人か子どもであるかに関わりなく、だれが先に死ぬかまったくわからないこと。
〇 無常は無情
死というものは情けがないこと。
仏の教えは年をとってから聞くものだ。と日頃思っていましたが・・・
〇 仏教は若きときにたしなめ
私ににとって若い時はいつ ”今でしょう”
今より若いときはないよね。
〇 来年仏の教えを聞くは鬼が笑う とも・・・
命に限りがあるから早いうちに➡元旦に聞きなさい ということですね。
では釈迦は何を45年間も言っていたのでしょう?
それは次回 お楽しみに