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無常迅速の機

前回 一年の計は元旦にあり!と話しました。

決意と計画は早いほどよい という意味でした。

お釈迦様は人間はいつまでも生きられないのだよ。

人生はあっという間に過ぎ去るんだよ。

これを ”無常迅速の機” と言っておられます。

この “機”とは人間のことだそうです。

機械の機はもともと外からの作用で動くこと。

本来は人間の心を指しています。

ちなみに心の語源はコロコロからきているそうです。

あっちいったりこっちいったり定まらないのが心。

だから 必ず はこころに楔を打ちとどまるようにしむけること。

だそうです。

でもでも

いずれ死ぬ思ってはいるが、”明日ありと” 次の日も ”明日ありと”

思ってしまうのが常。

仏教用語に

〇 老少不定 ろうしょうふじょう

人間の寿命は、老人か子どもであるかに関わりなく、だれが先に死ぬかまったくわからないこと。

〇 無常は無情

死というものは情けがないこと。

仏の教えは年をとってから聞くものだ。と日頃思っていましたが・・・

〇 仏教は若きときにたしなめ 

私ににとって若い時はいつ ”今でしょう”

今より若いときはないよね。

〇 来年仏の教えを聞くは鬼が笑う とも・・・

命に限りがあるから早いうちに➡元旦に聞きなさい ということですね。

では釈迦は何を45年間も言っていたのでしょう?

それは次回 お楽しみに

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