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白露

秋の気配が訪れる季節
二十四節気のひとつ。
夜中に大気が冷え、草花や木に朝露が宿り始める頃。
降りた露は光り、白い粒の様に見えます。夏から秋への変わり目です。
朝露は1日の天気を伝えてくれる役目も。
『露が降りると晴れ』
夜に雲が無く、放射冷却現象で大気が冷えるのですね。
昔の人はよく自然を観察していましたね。

43候 季節の言の葉
草の露白し

草や花の上に降りてきた朝露が、白く光って見える頃。
この時期は朝晩と昼の寒暖差が大きくなり、夜の空気が冷やされることで朝に露ができます。

季節の食材:里芋
根の様に見えて、実は茎が肥大したもの。
株の中心に親芋、その周辺に小さい小芋が生まれます。

季節の料理:里芋のほくほく塩煮


44候 季節の言の葉
鶺鴒なく セキレイ

チチチとセキレイが泣き始める頃。セキレイは水辺を好みますが、民家の軒下にも巣を作る身近な鳥です。
地面を掃く様に尾を振りながら歩くので(石叩き)とも呼ばれます。

季節の食材:松茸
独特の香り成分をマツタケオールと言います。
人口栽培ができません。
自生しか無いので非常に高価。

季節の料理:松茸の炊き込みご飯

45候 季節の言の葉
燕去る
春先に日本にやってきたツバメが、東南アジア方面に帰って行く頃。
ツバメは暖かい地域へ移動しながら1年を過ごします。
また来年の春先には戻ってくるのです。
しばらくの間お別れですね。

季節の食材:大豆、小豆、黒豆
大切な豆が大豆
ア:赤色
ズキ:溶ける
小豆
熟した豆色が黒や紫色
大豆

季節の料理:牡蠣の白味噌チーズグラタン


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