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小雪

二十四節氣のひとつ。
雪が降り始めるころ。
まだ積もるほどには降らないため、小さな雪と表します。紅葉も終わり景色は冬らしくなってきます。
小雪の間に、暦は12月へと変わります。
いよいよ年末。
年賀状、お歳暮、クリスマスの飾り付けなど忙しく楽しい日々が始まります。
体調を整えるために、ミカンなどの柑橘類でビタミン補給もお勧めです。

58侯 季節の言の葉
虹蔵(かく)れて見えず。

曇り空が多く、虹が見えなくなる頃。
日差しが弱まり、空気が乾燥するこの時期は虹が見えたとしても、ぼんやりとしていてすぐに消えてしまいます。
季節の食材:寒鰤 ぶり
成長するにつれて呼び名が変わる出世魚の代表格。
地方によって、その呼称と対象となるサイズが異なる。

季節の料理:寒ぶりの塩麹つけ他

寒鰤の塩麹漬け

59侯 季節の言の葉
朔風木葉を払う(きたかぜ)

冷たい北風が、木々の枯れ葉を落とす頃。
朔という字には北とういう意味があり、朔風は木枯らしの事。
木々が葉をすっかりと落とした枯れ景色もまた冬らしく、美しいものです。

季節の食材:蓮根
蓮の根。輪切りで丸い空洞が空き、向こうが見える事から《先の見通しが良い》
という縁起担ぎで頂く。

季節の料理
食感が愉しい蓮根ステーキ

蓮こんステーキ

60侯 季節の言の葉
橘始めて黄ばむ

橘の実が黄色く色づく頃。橘は古くから日本に自生している常緑の木で、冬でも青々とした葉を茂らせます。
その様子から、古事記や日本書紀では不老不死の実として登場します。

季節の食材:金時人参、京人参

肉質が柔らかい割に煮崩れしにくく甘味があり、一般の人参より栄養成分が高く、一物全体丸ごと頂ける。

季節の料理:金時人参の塩きんぴら

ニンジン塩きんぴら

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