食する二十四節氣
大暑
二十四節気の大暑は大寒のちょうど半年後にあたり、一年で最も暑さが厳しく感じられる夏真っ盛りの時期
またこの期間は土用の時期、土用とは二十四節気の立春・立夏・立秋・立冬の直前18日間を指します。
土用の丑の日は、この期間の丑の日のことです。
第34侯 季節の言の葉
桐始めて花を結ぶ
桐は初夏に薄紫色の美しい花を咲かせ、夏の盛りにたまご型の実を結びます。
古くから桐は神聖な木とされ、日本国政府の紋章に使われ、500円の硬貨の表面にも桐の花が描かれています。
季節の食材:うなぎ
古くは万葉集に『武奈支』と記載。高タンパクで滋味に富、消化が良いために、夏バテ防止の食として伝わる。
季節の料理:うなぎの塩茶漬け
第35侯 季節の言の葉
土潤いてむし暑し
熱気がまとわりつき蒸し暑い頃。草木は太陽の光をたくさん浴び。色を濃くしていきます。
気軽にできる打ち水などで暑さをしのぎ、風情ある夏を楽しみましょう。
季節の食材:ピーマン
苦味成分はポリフェノール成分の一種。橙と赤色の方が日を多く浴び、緑色より栄養価が高い。
季節の料理:塩ハンバーグの肉詰め
第36侯 季節の言の葉
大雨時行く
綺麗な青空に入道が湧き上がり、時に夏の雨が激しく降る頃。もくもくと青空に湧き上がる入道雲は、いかにも夏らしい原風景。
坊主の頭のように見えるので、この名前がつきました。
季節の食材:レタス
一般的なたまレタスやさにーレタスをはじめ、サラダ菜など様々な種類が存在。総称してチシャとも呼ぶ。
季節の料理:レタスの塩スープ