穏やかさと共通項の多さは比例するということ

2018年6月7日 04:58

穏やかさと共通項の多さは比例する。

最近距離が縮まり、二人で遊べる男友達Yがいる。馴染みの飲み屋で知り合い、会えばいつも音楽の話で盛り上がる。彼を含めた4人で遊んでから、店の外、彼の家は自宅から極近所で、1度目は仲間を含めた3人で彼の家へ行き、2度目の今日は、一人で遊びに行った。

互いに一人暮らしで、特定のパートナーもいないので、要はメシトモが欲しいよねという流れで、一緒にご飯を作り、食べ、ひたすらに音楽の話8割で数時間を過ごすという、とても穏やかな時間だった。

お互いに歳の近い大人なので、部屋にあがったらなんちゃらみたいな空気は全くなく、それでいて、求められないことへの寂しさも全くなく、終始穏やかだった。

彼は仲間から、『どーせイケメンなだけでしょ笑』という嫌味を言われるくらい、側から見てイケメンだし、オシャレ番長だし、ギターも上手いし、教養もある。スケートもやる。

そしてポイントは、容易に連絡先を交換しないということ。今のこの関係ですら、SNSを含む一切の連絡先を知らない。

なんだかとても爽やかで気分が良い関係なのだ。そう考えると、果して、容易に繋がれる現代が心地よい人間関係をもたらすものなのかどうか、わからなくなってくる。断言できる。必要以上に簡単に繋がりを持つことは不健全である。

今のこの関係を例えるならば、
近所のネコ。

近所の仔犬のような男の子との一瞬の恋愛が終焉を迎えて痛かった筈なのに、穏やかで幸せを感じている。

しかしながら、折に触れ、仔犬を思い出す。
この曲を聴いて、今頃こんな気持ちでいてくれないかと願ったりする。

■BGM
RADIOHEAD / CREEP
https://youtu.be/XFkzRNyygfk