【第11日目】地球半周の子連れ旅行<ドイツへ移動(AMM→FRA→HAM)>
【前回のあらまし】
ペトラ遺跡を日帰り観光しました。
まだ日が昇る前に死海を出発し、8時ごろペトラに到着。
「バックドアトレイル」という"チート"を使って、時間をセーブしようと目論んでいましたが、現地の時間の流れに翻弄されます。
最奥地"エドディル"から逆打ちでトレッキングルートを辿り、入り口に戻ってきたのは15:30。
「ホテルに戻ってもう一回プールに入りたい。」
日没でクローズするプールに入るべく、ホテルへとんぼ返り。
日没までの30分間、プールで遊んでヨルダンの全日程が終了しました。
【第11日目の予定】
早朝 ホテル出発
10:40 AMM - 14:35 FRA RJ125
17:00 FRA - 18:05 HAM LH024
Sバーンでホテルへ。
6時起床。
直前までベランダに干していた洗濯物も回収して、フロントへ。
8時半には空港に着きたいので、7時にチェックアウトします。
出発する前に朝食を、とレストランへ行きましたが、まだ開店前でした。
開店準備を進めるスタッフに頼み込んで、ランチボックスをゲット。
パン・果物・オレンジジュースをランチボックスに詰め込んで出発です。
Google先生は「空港まで55分」との表記。
ただ、ホテルの標高は約-400m。空港の標高は730m、標高差1000mを登ることになります。
55分で行けるわけないやん、と判断しました。
想定通り8時半ごろ空港に到着。
そこからレンタカーを返すのですが、指定された返却場所はなんとターミナルのど真ん前。マジで楽でした!
ターミナル内に入るとすぐに荷物検査があります。
入国時に精査対象となった双眼鏡がここでも再び精査対象となりました。
係官が双眼鏡を持ち出して、精密検査へ。数分後に「問題なし」(当たり前だ・・・)として戻されましたが、中近東でプラスチックの筒状のモノを持参すると色々メンドクサイことになりそうです。
チェックインは難なく完了。
最近は味気ない搭乗券が増えていく中、ロイヤルヨルダン航空の搭乗券のデザインに目を引かれました。
アンマン・クィーンアリア国際空港の出発ロビーは不思議な作りをしていました。
チェックインカウンターの向かい側には・・・
すぐパスポートコントロールがあります。
荷物検査は難儀しましたが、出国審査は難なく通過しました。
(「難なく」というと家族からツッコミが入るのですが、とりあえず「難なく」と書いておきます。)
10:40発フランクフルト行き ロイヤルヨルダン航空RJ125便
ヨーロッパ便なんですけど、バスで向かいます。
土地柄(?)、国連関連の機体が複数駐まっていました。
機種はエアバスA320
隣にはレバノンのミドル・イースト航空
ロイヤルヨルダンの機体ってなんかかっこよくないすか?
バスから降りたものの、搭乗が始まらないのでしばし撮影。
結局1時間近く遅延して出発。
フランクフルトでの接続時間は2時間半を見ていますが、この時点では結構焦ってます。
ちなみにロイヤルヨルダンのCAさんは全員男性でしたが、離陸前のチェックが厳しく、「収納棚の締まり具合」「乗客のシートベルトチェック「座席の角度」「机の収納」をちゃんとチェックしていました。
同じ中東系なのに、3日前に乗った某エアラインとはえらい違いです。
ベルギービールをもらったものの、常温だったのが誤算。。。
機内食はヨルダンのローカルフード"コフタ"をチョイス。
最後の最後でヨルダンのローカルフードを食べることができました。
1列前に座っていたの姉妹たち。
私たちに興味があるようで、やたら話しかけてきました。妹ちゃんの腕にはピカチューのぬいぐるみ。お姉ちゃんはBTSのファン。そして二人とも日本のキャラクターが大好き。
私は持っていた妖怪ウォッチのポチ袋をプレセントしました。
お姉ちゃん曰く、生まれ育ったのはシリア。今からドイツに戻る、とのこと。
詳しくは聞かなかったけど、幼くして大変な苦労を経験してきたんだろうなぁ、としばらく思案していました。
ちなみに帰国後の翌週、ドイツでシリア人による襲撃事件がありました。
肩身の狭い思いをしていないことを願うばかりです。
そんなこんなで約30分遅れで着陸。久しぶりに着陸時の拍手を聞きました。
ドイツへの入国、荷物のピックアップとハンブルグ行きのチェックイン、荷物の預け直しを順調に進み、出発ロビーで休憩。
「喉が渇いた」というのでスプライトを買ったのですが、価格が5.2ユーロ。870円!
水も3.75ユーロ。しびれるお値段ですね。
17:00発ハンブルク行き ルフトハンザ航空24便
機種はA320
18:30定刻ハンブルク空港着。
おバカ写真も無事撮って、ハンブルク市内へ。
今夜の宿はマイニンガー ホテル ハンブルク シティ センター。
明日乗る夜行列車「ナイトジェット」の始発駅ハンブルクアルトナ駅から徒歩3分という利便性を考慮しました。
ホステルとホテルの中間のようなホテルで、ホテルと言いながら共用キッチンやランドリーも備わっていて、自炊もできる使い勝手のいいホテルです。
それと市内の宿泊なのに、4人で102.43ユーロ17,158円!
子ども割引が入っていますが、2万円以内に抑えられたのは破格でした!
ツインベッドと2段ベッドとシャワールーム。
だいぶ狭かったですが、寝るだけなので十分です。
外は明るいのですが、すでに夜8時。
ハンブルクに着いたらビアガーデンで一杯!と思っていましたが、物価高と円安にすっかりビビってそんな気分になれず。。。
次善策で、評判が高そうな駅前のトルコ料理屋も子供たちが拒否。
結局、バーガーキングになりましたw
意外にもこの旅11日目にして初めてのファストフード。
ホテルフロント横のバーカウンターでビールを飲ませてくれるということで、これで晩酌としました。
ビールは3.9ユーロ653円。球場で飲むより安かったです。
ちなみにこのホテルは完全キャッシュレス。
共用キッチンに備わっていたランドリーもそばにあるQRコードを読み込んで、メニューをApplePayで決済。あとは自動で洗濯してくれました。
洗濯4.5ユーロ752円。乾燥も4.5ユーロ。
コインランドリーを回すために、小銭がなくてあたふたしていた時代がウソのようです。
加湿も兼ねて室内に洗濯物を干して、今日は就寝。
明日はミニチュアワンダーランドとハンブルク市内観光です。
(続く)