鬱病には気を付けて・・

お久しぶりです。
最近、春M3のコンピに出す用の楽曲を作ったり、地元から遊びに来た友達の観光案内をしたりとバタバタしてました。
ようやく落ち着いたのでブログを再開しました。

私は今現在、求職しながらDTMやらいろんな活動に勤しんでおります。
実は昨年12月末、諸事情により仕事を辞めたんですよね。。
大卒入社で勤続年数は2年9ヶ月(最低5年は働きたかった…)

辞めた理由というのが、軽度の鬱病です。
「軽度だからそんな大したことないでしょ~」
と思いそうですが、舐めてかかると後々取り返しのつかない事態にまで発展することがあるので注意が必要です・・
新社会人になられた方、これから社会人になる方は一読いただけたらと思います。

※以下、私が体験したことを事細かく話していきたいと思います。
 少々重たい内容ですので、閲覧の際はご注意ください。


鬱になった原因

主に仕事中のストレスが原因でした。
私が所属していた部署が少数精鋭かつストレスが多い(現場内のトラブル対応や市場クレーム対応が多い)ところであるのはもちろんなのですが、特に直属の上司から度重なる圧を長期にわたって浴びせられ、精神的負担を蓄積させたのだと考えられます。
また、担当していた仕事が私と直属の上司しかできない内容なため、膨大な量の仕事を他の社員に振ることができずにいたのも一つの理由です。
実際、休憩時間を犠牲にしてまで仕事をしていたことも幾度となくありました。
1年目は何とか耐えてきたのですが(それでも鬱のような症状は度々発症)、2年目からは今までに体験したことのない症状に苦しめられました。
時系列順に私の身に起こった症状について話していきます。


社会人1年目

入社して半年たった時ですかね。

まず出てきた症状が、視界がやや白黒に見える

え・・・と思うかもしれませんが、本当に白黒っぽく見えたんですよね。。
分かりやすい例えだと、空は青空のはずなのに曇っているように見えるというか。当時は死んだ目のように仕事をしてましたから、そのような異変に対してあまり気にしていなかったです。

同時に出てきた症状が、ハサミやカッターなどの刃物を凝視するようになる

今思い返すと本当に恐ろしかった・・
その時の出来事ははっきり憶えていて、刃物を見ながら
「今ここで手首を切って死んだら楽になれるかなあ」
と考えていました。
なんとか思いとどまって事なきを得ましたが、もっと追い詰められていたらと思うと。。ゾッとします。。

以上2つの症状は約1ヶ月続きましたが、その後何事もなかったかのように消えていきました。


社会人2年目

ここから今まで経験したことがない症状が出始めました。

仕事中に突然涙が出る

2年目に入ってすぐの4月、業務量が1年目のおよそ2倍かつ上司からの圧もより凄まじくなり、私のストレスに対するキャパも限界に近づいてました。
とある日の休憩中、突然涙がボロボロ出てきました。
泣きたいと思って泣いたわけではないんです。意識してないのに勝手に涙を出し始めたんですよね。。(体が悲鳴をあげて泣いていると言いますか..)

急遽、所属部署のリーダーや総務のお偉いさんとカウンセリングを受けることになりました。
私はその時大泣きしながら「嫌だ・・ツライ・・しんどい・・」などの言葉を何度も発していました。
5分ほど経って何とか落ち着きを取り戻すことができました。

上記の件について上司から謝罪があり、
それからしばらくは平穏に業務を行っていました。
が、、上司からの圧は続いていました(こういった問題ごとはすぐ忘れる人だったので)
それでもなんとか耐えつつ仕事をこなしていったのですが、おそらくここの段階から私の体は徐々におかしくなっていったのではないかと思います。


社会人3年目

6月終わり頃、キレました。
仕事中にぶちぎれました。
私は基本的にぶちぎれることはおろか、人に対して怒ることはめったにないです。ですがこの時から私のストレスキャパはもう破裂寸前で、度重なるストレスが2度目の限界を迎えたようでした。

今回のことがあり、部署内で私の業務について見直しがされました。
今まではどんなに忙しくても直属の上司から仕事が振られてましたが、今後は別の人に分担して負担を減らすという方向になりました。

この1件があってから精神的な負担は軽減され、私は安心して仕事に臨めるようになりました。
が、、、


身体が危険信号を発し始める

上記の件から約1ヶ月後の8月上旬、2つの症状が現れました。


1つ目:睡眠障害

寝れない。。いや寝たけど寝た気がしない。。
何なら早寝・遅寝にかかわらず早朝3時に目が覚めてしまう身体になっていました。(この時の睡眠時間は約4~5時間ほど)
「どうして・・寝れないの??」
不安ばかりが募っていきました。
どうやら、ストレス過多による自律神経の乱れが原因のようでした。
さらに睡眠障害が出始めて約1週間後、もう一つの症状が出てきました。


2つ目:胸が締め付けられる感じがする

この症状は毎朝出勤前に必ず発生しました。
ひどいときは息をするのもしんどくなるほど。
症状を我慢しながら出社して業務をするという、半ば無理しながらの出勤を続けていました。(上司からの圧にも耐えながら・・)
※後日母に聞いたところ、狭心症の症状によく似ていると言われました。
 我慢しすぎると最悪死に至る病です。。

当時の私は「ここを乗り越えれば楽になれる、どんな困難があっても大丈夫な身体になれる、頑張れ自分!」と思いながら仕事してました。
今思い返すとほぼ自殺行為に近い考えですね・・

そんな精神状態ギリギリな状況で仕事をしていたのですが、私の心はこの時すでに憔悴してました。
その状況下である日、仕事のことで上司から今までにないくらい強く当たられた私は遂にメンタルが崩壊しました。
※後日、部署長に聞いたところ、上司もかつてないくらいの業務対応に追われて焦っており、きつく当たってしまったとのこと。。

なんとか耐えて家に帰ったのですが、もう限界でした。。
涙がボロボロ出る…
心を落ち着かせようと母親に電話しました。仕事がつらいこと、もう辞めたい、身体がしんどいなど今までにあったことをすべて話しました。
始めは落ち着いて話したのですが、、泣きました、、大泣きしました。。

この状況を理解した母親は私に言いました。
働くことよりもまずは身体を大事にしんさい。ゆっくり休んで次元気に働ければそれで良いんじゃけえ」と。
この言葉に救われました。身体なくしては働けませんからね。。
母、本当にありがとう..!!

この件があって、その日のうちに部署長に退職の意向を伝えました。
一応12月末までと伝えましたが、とりあえず様子を見てから考えてほしいとのことでした。
(もし精神的に大丈夫だったらこれからも働いてほしいとも言われました)

ですが、その3ヶ月後の11月半ば、遂に身体が動かなくなりました。
(出社しようにも身体がいうことをきいてくれない状態)
結局4日連続でその症状が起こり、後日所属長と話し合いをして12月末をもって退職することが決まりました。


ということが昨年末ありました。仕事は楽しかったんですけどね。。
でもすごく勉強にはなりましたね。実際上司から得られた知見はとても多くていろんな面で助かっており、正直感謝してます。

それから仕事を辞める前に別部署のベテラン社員さんからこう言われました。
「仕事をするために生活しているのは間違ってる。生活するために仕事をする。今後別の職場で働く時はこれだけは気にかけてほしい..!!」
これは本当に大切な言葉でした。。気を付けます..!!

私から言えることは1つ

無理だけはするな!



自分の場合、軽度の鬱(家事、趣味はなんとか続いていたため)で済みましたが、ひどくなると趣味に興味がなくなる、家事にまったく手を付けられなくなる、さらにひどくなると首吊りの予行演習を行うまでに症状が悪化することがあるそう。。(実際知人にいました)

特に真面目な人や完璧主義な人ほどその傾向に陥りやすいと私は思っております。適度に気晴らしをする時間も必要だなと感じましたね。。
しんどくなる前に誰かに相談する(嫌なことをすべて吐き出すのも良い)、環境を変えてもらう(部署異動・転職)など、自衛のための行動をとるのも一つの手だと思います。
※但し、部署移動や転職は今後の自分のあり方を考えたうえで決めたほうが     良いですね。

今は心のケアをしつつ、次のステップへ踏み出せるよう奮闘中です。
(とはいってもまれに鬱っぽい症状や睡眠障害が出ており、完全回復までには至っておりません。今後もケアは続けていきます)

長文になりましたが、以上となります。
皆さんも身体には気を付けて・・


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