「中高年者縦断調査(中高年者の生活に関する継続調査)」 の結果
第19回「中高年者縦断調査(中高年者の生活に関する継続調査)」 の結果を公表します
~平成17年から令和5年まで、同一の中高年世代の男女を追跡調査~
厚生労働省では、このほど、同じ集団を対象に毎年実施している「中高年者縦断調査(中高年者の生活に 関する継続調査)」の第19回(令和5年)の結果を取りまとめましたので公表します。
中高年者縦断調査は、平成17年10月末に50~59歳であった全国の中高年者世代の男女に対して、家族 の状況、健康の状況、就業の状況などを継続的に調査し、高齢者対策などの厚生労働行政施策のための基礎 資料を得ることを目的としています。
第19回調査では、平成17年の第1回調査から協力が得られた15,523 人について集計しており、調査対象者の年齢は、68~77歳となっています。
【 調査結果のポイント 】
1 健康の状況
・第1回調査から継続して健康維持のために心がけていることについて、健康状態が「よい」と思っ ている者と「わるい」と思っている者を比べると、男は「適度な運動をする」、女は「バランスを考 え多様な食品をとる」で最も差が大きい (5頁 図3)
・第1回調査から継続している社会参加活動について、健康状態が「よい」と思っている者と「わる い」と思っている者を比べると、男は「スポーツ・健康」、女は「趣味・教養」で最も差が大きい (5頁 図4)
2 就業の状況
・第19回調査(68~77歳)で仕事をしている理由は、「健康を維持するため」が最も高い (8頁 図7)
・第19回調査(68~77歳)で、仕事をしていない者のうち「仕事をしたい」と思っている者の割合 は男14.2%、女10.2% (9頁 図8)