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【2020〜】長期相場展望

注。以下の記事は私自身の知識・思考によるもので間違っている場合もあり、最終判断はご自身の責任でお願いします

今回は今後のマーケットの動きを予想してみる事にした

1. 為替(FX)
先ず最初に為替相場についてだが、私は日頃から海外のトレーダーがどの様な思考状況にあるのか?をチェックする様にしている
昨年2019年に海外のトレーダー内で意見が2分されていたのが、ドルインデックス(Dollar Index)が100pt に行くか?行かないか?であった
以前Twitter でも触れたが私個人は行かない派であった、理由はこの100ptをトランプ上限と捉えていた為である

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▶︎ つまりこれより↑の$高はトランプ大統領は阻止したいはずだと思っていた
▶︎ 最高値は「10/1」の99.67pt でギリギリ届かなかった
▶︎ 現状は94〜100pt のBoxレンジを形成中で、当分はこのレンジで推移すると思っている
▶︎ しかし昨年同様100pt には届かず、何れ88〜94pt の1段↓のBoxに移行すると思っている
▶︎ この意味する所は、ユーロドル(EUR/USD)の上昇以外では説明出来ない

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▶︎ 現状、ユーロドル(EUR/USD)は下落(ベア)を指摘する人の方が多数に見える
 だが、大衆の思考とは逆に行くのは相場の常
▶︎ また、昨年終盤(4Q)辺りから🇩🇪ZEW・IFO・PMI 等に回復の兆しが見られる
『エリオット波動(Elliott Wave)』
▶︎【2017. 1. 3】〜【2018. 2.16】推進波(Impulse)12345の上昇↑
▶︎【2018.2.16】〜【2019.10. 1】修正波 トリプルコンボ(Triple Combo)WXYXZの下落↓
▶︎【2019.10.1】安値「1.08791」を↓抜けず、推進波(Impulse)12345の上昇↑が形成されるとの予想(時間軸は現段階では想定出来ない)


2. 金(GOLD)
上記のユーロドル(EUR/USD)上昇トレンドが発生すれば、相関性の強い金(GOLD)の上昇↑は必須と思われる

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▶︎ 現状、地政学的リスクの後退により週足チャートでは上髭を形成中
▶︎ しかし、マーケットがリスクONに変化したとしても【2016.7】〜【2019.6】Boxレンジ高値「1,375.15」ではサポートされ、“史上最高値“「1,920.94」を更新する日が近い将来に来ると思っている

3. 株式(STOCK)
ニューヨークダウ(NY Dow)は昨年2019年に天井をつけると思っていたが強い..強い..
要因はいくつか考えられるが、最も大きいのは“ステルスQE”である
▶︎ 昨年9月のレポ市場における金利急騰以降NY連銀は資金供給オペを行い、FRB(米連邦準備制度理事会)は月額600億ドルの短期国債購入を少なくとも2020年2Qまで実施する事を決定した
▶︎ 資金調達市場を落ち着かせ短期金利の制御を強める為に、当局はレポ取引やT-Bill 購入を実施している
T-Bill 購入はこれまでの資産購入プログラムと異なり長期金利を押し下げて景気を下支えするのが目的ではない為、QEではないと当局は論じるが“ステルスQE”である事は明白である

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▶︎ それが為、急速にバランスシート(Fed Balance Sheet)は拡大して、現在「4.17兆ドル」
 これは🇺🇸GDPの19.4%相当に値する
▶︎ 言わばこのステルスQEの終了が株価指数(Stock Index)下落のトリガーになり得る
▶︎ 但し、その時にQE4(資産購入プログラム)が実施される”可能性“は今尚存在する

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▶︎ 現在はダイアゴナルの上昇ウェッジ(Diagonal Rising Wedge)を形成中
▶︎【2020.11 .3】に大統領選挙を控えている為、大きく崩れるのは年後半からではないか?


以上、簡単に長期の相場展望を書いてみました
まあ、日々刻々と変化するのが相場ですから”今現在“の予想と言う事であって、考えに変化が出てくる可能性は十分にありますよ

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