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【FCP2024】かなり準備ができてきた

こんにちは(^^♪

ツエーゲン金沢が11月10日の福島ユナイテッド戦で実施するイベント「Future Challenge Project」

今年は公的に障がい者手帳を交付されているすべての方を対象にツエーゲン金沢の試合に招待し、障害の有無や種類にかかわらず共に試合観戦を楽しんだり、さらにはその先にいろんな立場の方が接点や理解を持って、お互いをリスペクトし合える地域にしていこうという実は壮大なプロジェクトなのです

すでに申し込みは始まっていて、今のところ数十名の申し込みがきているんだとか
これは県外の方でも対象なので昨年は2人ほどわざわざ県外から参加してくれた方もいらっしゃいましたが果たして今年はどうでしょうか…

僕はイベントの実行委員として夏から実行委員メンバーでオンラインミーティングを重ねたり、いろんな障害について学ぶ機会を設けたり、実際にイベントを想定したスタジアムや公共施設の見学をしたり…

思い返すとけっこういろんなことをやってきたなぁと感じます

イベント自体の準備は着々と進んでおります!

僕はもうツエーゲン金沢BFCのブラインドサッカーの選手や関係者としてそこそこ知られてきてるはずですが、視覚障がい者という立場で視覚障がいについての基本知識やアドバイスをメインに担当しています
僕は弱視なので、本当なら積極的で元気な全盲の方とタッグを組めばより研修や講習の説得力が増すと思うんですが、そこは田舎ですからなかなか良き人材がおらず…
僕の表現力でいったいどこまで視覚障がいの世界について伝えられるだろうかと日々自問自答してますね

これがプロジェクトでいちばん最近の活動になりますが視覚障がい者の介添え研修というものを実施しました

僕が講師となって大学生たちの進行にあわせて視覚障がいの説明をします

まずはアイマスクをして見えなくなってもらうと、どれだけ身近にいる人の声や音などの情報が重要であるかを感じてもらいます
これは小学校でのブラインドサッカー教室でも同じですが、見れば当たり前にできることが見えなくなるとまったくできにくくorできなくなってきます
見えない世界を体験すればこそ、本当に必要な情報やサポートが何かを考えることができると思っています

そして視覚障がい者を実際に介助する基本的な手順や方法を伝えます
初対面の視覚障がい者に接したときに最初にすべきことは「どんなふうに見えていますか?」と聞くこと
弱視でも全盲にもこの世には個性が違うのと同じようにまったく同じ見え方をしている視覚障がい者はいませんということを強調して言います
だからこそ最初に相手の障害を知ろうとすることが共に行動する上で大事なんです

介助者は安全上、必要な情報を視覚障がい者に伝えないといけませんが、必要な情報を与えるだけの機械じみたナビゲーションになってはいけません
介助する側もされる側も当然ながらひとりの人間ですから、お互いに会話をしてコミュニケーションをとりながら距離感を縮めることが大切です
楽しい話、くだらない話、真面目な話、なんでもいいのでお互いの知らないことに触れて気付きや刺激をもらうのは良いことだと思います
スタジアム観戦だって、試合をがっつり見て楽しんでもらうだけでなく、一緒にお祭りにでも出かけた気持ちで楽しく1日過ごしてもらえたらお互いにとって有意義な時間になるわけです
それが今回のイベントのテーマのひとつである「リスペクト」にも繋がるんじゃないでしょうか

視覚障がいについて伝えたいことは山ほどありますが、イベントの介添えボランティアに必要なスキルと心構えについて要点をギュッと絞って伝えられたつもりです
僕はボランティアに名乗り出てくれる心優しい大学生たちに安心して視覚障がい者の介助を任せたいと思いますし頼もしいです!

残るは学生たちによる当日の障がい者啓発ブースの内容の最終決定のみとなっています

イベント当日まで3週間ほどとなりました

ツエーゲン金沢が今年から金沢ゴーゴーカレースタジアムに拠点をうつして、サポーター仲間も増えたためかなんだかんだ楽しくてホームゲームはほぼ皆勤に近い数を行けてますね(^^♪

週末はツエーゲンのトップチームの試合観るか、ブラインドサッカーの練習してるか、あるいはその両方かで、サッカーがない週末はなかったんじゃないかなぁと

ツエーゲン金沢のおかげでありがたいことにいろんな場所で活動の場を得られています

今週末の沼津戦はラブライブダービーでかなりにぎやかに盛り上がりそうですが、僕は試合会場でPlatCastのテスト視聴をしながら観戦します

実はゴースタでのぼっち観戦は初めてなんですよ!

いざひとりになると思うとなんか心細い!

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