始動!キックオフミーティング
こんにちは(^^♪
土日に神戸遠征(観光とロービジョンフットサル)を終えてクタクタです
熱中症警戒アラートが出されてるこのごろ、屋内施設でフットサルに4時間あけくれて、ふつうならシャワーや温泉でゆっくりしたいところをさっと濡れタオルで汗だけふいてそのまま3時間以上かけて金沢まで帰るしんどさを誰かと共有したい(笑)
でもとても楽しい貴重な時間を過ごせました
さてその帰ってきた翌日の夜にツエーゲン金沢のイベントである「FutureChallengeProject」の初回打ち合わせミーティングが行われました
どんなイベントなのかと言うとざっくりとツエーゲン金沢の公式HPに説明が載っています
ツエーゲン金沢サポーターであればもうかなり周知されているものと思いますが今年で本プロジェクトは4年目を迎えています
僕は視覚障がい者当事者の立場、さらに所属するブラインドサッカーチームのツエーゲン金沢BFCの一員として初年度から関わってきました
年を重ねるごとにズカズカとプロジェクトの中に入ってはアドバイザー的な立ち位置で、あるいはひとりの視覚障がい者として当日のスタジアム観戦を楽しませていただいたりしていました
僕はこのいろんな立場から関われるのがとても深みがあって楽しいですし強みでもあると感じています
そして今年はとうとうプロジェクトの「実行委員」に応募してスタートからしっかり関わっていくことにしました
キックオフミーティングでは簡単な自己紹介と担当の灰田さんによる概要の説明がありました
実行委員のzoomによる顔合わせでしたが、過去のプロジェクトにも参加いただいた方が数名いることに安心感がありました
今年のプロジェクトの過去の3年との大きな違いは「障害の種類を視覚障害に限定しないこと」です
例えば聴覚障害、精神障害、知的障害、肢体不自由など障害にはたくさんの種類があります
どんな障害であろうと望めばスポーツ観戦ができる環境を作り上げることが理想であります
どんな障害を持っている人がスポーツ観戦するためにはどんなことを必要としているのか
健常者の方々やサポーターと自然に混ざって観戦や応援を楽しむためにどうしたらいいのか
みんなでこうしたらどうかああしたらどうかと考えて行動してみて…
最終的にすべての立場で「良かった」と言えるプロジェクトになればと思っています
障がい者というのは障害ゆえに何かを諦めていることが多いです
努力と結果が比例しないので努力することに価値を見出せない方がいます
最初から自分にはできないと決めつけてそのままにしてしまいがちです
または人に迷惑をかけたくないから行動することをためらいます
そうやって社会から孤立しやすいのが「障がい者」なのです
僕は障がい者ですが環境や人に恵まれてるからこそアクティブに見えるかもしれません
そもそも自分が良い意味でも悪い意味でも障害者らしくない自覚もあります
そんな自分だからこそサッカーに出会い、サッカーの魅力にとりつかれ、その楽しさや人の繋がりの大切さ奥深さを知って、運命に導かれるようにこうして自分にできることを見つけています
ふと思うときがあります
僕が金沢産まれで金沢育ちで本当に良かった
この土地でサッカーに出会ってサッカーを好きになれて良かった
ツエーゲン金沢に出会ってサポーターになれて良かった
このプロジェクトには毎年いろんなことに気づかされ学ばせていただいています
今年も出会いのひとつひとつを楽しみながら、感謝を込めて実行委員を務めさせていただきます
石川県のみなさま、ツエーゲン金沢サポーターのみなさま、これからお世話になる各団体のみなさま、今年のFutureChallengeProjectをどうぞよろしくお願いいたします!