"ネチケット"は今でも
最近はすっかり使われなくなり、たぶん「ネットマナー」という言葉になっているかと思いますが、90年代半ばくらいから00年代初めくらいまでかな、標題のような言葉で、インターネットでのやり取りは言葉が強く伝わり、軋轢が生じやすくなるので抑制的に使うようにしましょう、といったトーンで出ていました。これらに加えて、コンピュータリソース(全角スペースや全角英数字すら職場では禁忌でした。)を消費しないというルールもあったと思います。
採用研修で上記のことを教えられた覚えがあります。2chが出る前、大学のネットワークでfjの掲示板(from japanの略)がワークステーションやPCでありまして、そこでは大学関係者と思われ、日常の場では理性的にふるまえるであろう人たちによる罵詈雑言のやり取りを見たときに恐ろしい思いをした記憶があります。私はfj.rec.sports.baseballあたりにもっぱら入っていたのですが、他ファンに対して結構トラブルになっていたような・・(私はread
onlyでした)ネットではリアルよりも意見が極端に振れがちで、時に人生を棒に振ったり大きなダメージを与えたり受けたりすることもあります。
今でも通じるような内容ですので、今後も気を付けたいと思います。
wikipediaなどによると
ネチケット(英語: netiquette)は、インターネットや電子メールを利用する際のマナーに関する行動基準です。ネットワーク上でコミュニケーションを行う際やウェブサイト、電子メールなどを利用する際に必要とされています。ネチケットは厳密に定められた規則ではなく、他人への配慮を心がけるなど、社会で最低限必要とされていることに基づいたものが多いです。
具体的なネチケットの一部を以下に示します:
無知は罪: インターネットを利用する際、無知は問題の原因となります。ウイルス感染や個人情報漏洩など、ネットに関連する事件の多くは、コンピュータ初心者の無知に起因しています。
アクセシビリティ: 利用環境による表示や動作の相違を無くし、すべての環境で同様に情報を扱えるようにするためのものです。半角カナや機種依存文字を使わないよう心がけましょう。
メールや掲示板で一行に長く書き過ぎない: ディスプレイのサイズや文字サイズなどの設定次第で横スクロールが必要になり、読みづらくなる可能性があるためです。
荒らしに対する対処: 掲示板などのネットワークコミュニティにおける荒らしには注意しましょう。マルチポストを避け、ネットワークリソースを浪費しないようにしましょう。
ネチケットは、インターネット上での円滑なコミュニケーションに欠かせないものです。