小学校の校庭にて。幻のパンとお花見と【古民家移住2日目】
花見のため、幻のパン屋へ
石応小学校の校庭に6分咲きほどの桜。ピサの斜塔より遙かに傾いて、真下の鉄棒に寄り掛からんとしているけど立派に咲き誇っています。
まだ満開ではないけど、来週の土日には散っている可能性があるので、花見をすることを前日の夜に決定。
すぐにパンが売り切れて閉店してしまうためみんなが「いつ行っても空いてない」と話す、幻のパン屋で運よくパンを調達。
懐かしいイスと机を校庭に運び、花見を開始。
宇和島は市内の至るところに桜があります。学校の校庭にも当たり前のように咲いています。
逆に当たり前すぎて、母校に桜があったかどうか正確には思い出せない人が多い気がする。
そんな話をしていると、東京から来てるメンバーから、
「なぜ宇和島には桜が多いんですか?」という問いが。
言われてみると今まであまり考えたことのない問いでした。
調べてみたところ、宇和島の気候は桜の生育に適しているらしい。そのため、開花宣言は毎年日本トップクラスに早い。
最近だと2019年は一番乗りでした。
この時期になると毎年のように、
「今年はどこどこが開花宣言の一番乗りやった」という会話が市内のどこかしこで繰り広げられるくらいには、一番乗りに対してこだわりが。
市民にとって、開花宣言一番乗りはある種の誇りでもあり、春の楽しみの一つでもあるのです。
ちなみに今年は高知が一番乗り、、、。
少なくとも宇和島市民が桜に対して特別な思いを抱いているのでは間違いありません。
それでは最初の問いに戻りましょう。
「なぜ宇和島には桜が多いのか?」
その答えは、
開花が日本一を争う早さであることから、市の魅力の一つとしてたくさん植えられたということではないかと推測していますが定かではありません。
ちなみに、東京の小学校の校庭にも桜はあるらしい。
お腹が満たされ、会話も楽しんだあとは、みんなで「モルック」というフィンランド発のゲームを楽しみました。
シンプルなルールで誰もが楽しめるゲームです。
その模様はまた次回。