#留学記 日本文化逆輸入。留学生たちが教えてくれた、私の知らない日本
こんにちは、イギリス留学中のKazuです。
イギリス到着後はやくも2週間が過ぎようとしています。
イベントやらオリエンテーションやらがたくさんあるので、人と知り合う機会も多くて。
そういう出会いの場で定番の質問は「どこから来たの?」。私が「Japanだよ」と答えると、相手によって様々な反応が返ってきます。
1.マニアックなアニメ
想像がつく方もいらっしゃると思いますが、アニメ!と食いついてくる留学生は多いですね。
アニメが好きな留学生の大半は「こんにちは!よろしく!」などと日本語を話そうとしてくれて嬉しいです。
日本生まれ日本育ちの私。ぜひアニメの話題で盛り上がりたいところなのですが、ドラえもん、ナルトなどのメジャーなアニメ以外はほとんど何も知らないんです。
「あのアニメ見た?これ知ってる?」と嬉々として話しかけてくる留学生に申し訳ない気持ちになります...。
また、中国人の留学生と話していてびっくりしたのは、日本語のアニメに中国版のタイトルがきちんとあるということ!その留学生が「このアニメ知ってる?」と聞いてきても、すべて中国語のタイトルで伝えてくるので分かるわけもなく...。
アニメは日本の文化という印象が強いですが、日本人の私に分からないアニメの世界が広がっていることをひしひしと感じます。
2. 曲:カサネテク
香港からの留学している女の子。
私が日本出身であることを伝えると、呪文のように「あいうえお~かきくけこ~」と唱え始めました。
「なんで知ってるの!」とびっくりして聞くと、「カサネテクって曲をきっかけにひらがなに興味を持って覚えたんだ」と嬉しそうに教えてくれました。
ひらがなを学ぶきっかけになったというその歌、数年前に流行した記憶があります。けれど、たしか合コンテクの歌だったはず、ひらがなの勉強になるのかしら?と半信半疑で調べてみました。
すると、動画の0:52~こんな歌詞を見つけました!
できる女の「さ し す せ そ」
さ、流石
し、知らなかった
す、凄い
せ、センスいいですね
そうなんだ
この歌詞が、彼女がひらがなに興味を持ったきっかけなのか!と納得。
香港の女の子がこの曲を知っていたことに驚いたのもさることながら、言語習得のきっかけは思わぬところに転がっているんだなぁと感心しました。
3. 曲:るるるの歌
仲良くなったスイス出身の女の子の寮にお邪魔したときのこと。カラオケに行きたい~という話の延長で、J-POPの話になりました。
そこで私がびっくりしたのは、「るるるの歌」。
皆さんご存知ですか?私は聞いたことがなかったのですが、その場にいたスイス人もフランス人も香港の子もみんな「あ~その曲聞いたことある!」というのです...!
その場で聞かせてもらいました。
「るるるの歌」と名付けられているのは、歌詞がすべて、るで終わる動詞でできているから。
スイス人は、高校の日本語の授業でこの曲を聞いたそうです。
しかし、動詞の意味をまだあまり知らない状態で聞いたから、ただのホラーソングにしか聞こえなかった!と笑っていました。
日本語話者の私が聞いても少し不気味なのだから、無理もありません。
4. 番外編:映画とバラエティー
最後に日本で人気の文化が海外でも楽しまれているパターンも、ぜひ紹介させてください。
まずは映画。日本の映画ファンだという留学生にたくさん出会います。
私のフラットメイトで中国から来た2人のお気に入りは、「溺れるナイフ」。映画自体もさることながら、演じている菅田将暉と小松菜奈が大好きなのだと語ってくれました。
日本のバラエティー番組も、アジアを中心に広く親しまれているようです。
私が少し驚いたのは「あざとくて何が悪いの」が大好きだという女の子に出会った時。日本人にしか通じないテレビ番組だと思っていたので、テンション上がりました。
YouTubeに字幕付きで番組動画があがっているそうで、それを見て楽しんでいるのだそうです。
ということで、今回は私が留学先で出会った日本のカルチャーを紹介しました。知らなかった、面白い、と思ってくださったら嬉しいです。
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このnoteでは、
#留学準備#早稲田振り返り #留学記
と題し、
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