ろう者サッカー日本代表アジア大会直前合宿
昨日2日目のろう者サッカー日本代表の合宿にお邪魔してきました。
4月23日から5月6日まで韓国の昌原で行われる第4回アジア太平洋ろう者サッカー選手権に出場する、男女のろう者サッカー日本代表直前合宿合宿が千葉県のアルビンスポーツで4月21,22日に行われました。この大会の結果次第で2020年に行われる「ろう者サッカー世界選手権」への出場出来るかが決まります。
代表男子は初日にVONDS市原Vertと練習試合を行いました。2日目は練習試合を踏まえてポジションの確認、セットプレーの練習などが行われました。
代表女子は2日目午前中に帝京平成大学との練習試合が行われました。帝京平成大学は1,2年生が中心のチームです。同大学とは1年前に一度練習試合を行っています。今回の練習試合は45分1本35分1本、声は出さないというルールで行われました。
1本目0-1 2本目0-3
練習機会が少ないのでチームとしての約束がまだ選手たちで共有されていないような感じがしました。そのため組織的な動きが出来ていないので攻撃は連携が取れず個人技頼みになり、相手ディフェンスの組織的な守備に阻まれていました。セカンドボールもほどんどが相手に取られ、常に守備に追われていました。
試合後、帝京平成大学の矢野監督は「1年前よりも良くなっている。レベルが上がっている。」と話していました。
選手たちは試合後の交流会を楽しんでいました。元デフバレーの選手や中学生の代表選手、監督と選手が親子で世界を目指していることに驚いていました。
午後は練習試合の振り返りのあと、セットプレーの練習をして合宿を終えました。
対戦の組み合わせは4月24日に決まる予定です。
今回は女子代表ばかり見ていましたが、男子もしっかりと練習をしていました。
植松男子代表監督のコメント
「まだ対戦相手がわからないが、あとは選手のコンディションをしっかりと整えて大会に臨みたい。」
久住呂女子代表監督のコメント
「目標は世界のベスト3を目指しています。その為にもなでしこジャパンと同じように、アジアナンバー1の座を取りにいきます。」
第4回アジア太平洋ろう者サッカー選手権
期 間 4月23日から5月6日
場 所 韓国 昌原
会 場 昌原スポーツパーク 昌原フットボールセンター
出場国 男子12ヵ国
韓国 クウェート 日本 北朝鮮 イラン ネパール カザフスタン
アフガニスタン サウジアラビア タイ イラク マレーシア
女子3ヵ国
韓国 ネパール 日本
男子は3チームづつ4グループでグループリーグ2試合行います。各グループ上位2チーム計8チームが決勝ラウンドに進みます。決勝リーグに進めなかったチームはサブリーグを行います。
大会日程
4月24日 開会式
4月25日 男子 グループリーグ
4月26日 女子 リーグ戦
4月27日 男子 グループリーグ
4月28日 女子 リーグ戦
4月29日 男子 グループリーグ
5月2日 10:00 14:00 準々決勝 昌原フットボールセンター 第2、第3スタジアム
10:00 14:00 サブリーグ 昌原フットボールセンター№1
5月4日 10:00 準決勝第1試合 14:00 準決勝第2試合 昌原フットボールセンター 第3スタジアム
10:00から順位決定戦 昌原フットボールセンター 第2スタジアム 10:00 14:00 サブリーグ 昌原フットボールセンター№1
5月6日 10:00から順位決定戦 昌原フットボールセンター 第2、第3スタジアム
9:00 11:00 サブリーグ 昌原フットボールセンター№1
14:00 決勝戦 昌原スポーツパークメインスタジアム
閉会式
日本ろう者サッカー協会 ホームページ
第4回アジア太平洋ろう者サッカー選手権 ホームページ
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?