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市場価格高騰の影響

半年前の「再生可能エネルギー大量導入・次世代電力ネットワーク小委員会第24回」を確認したので思うところを書きたいと思います。

この回では何が議論されたのでしょうか?

簡単には、”今回の市場価格高騰は想定外であった”、”小売電気事業者が契約している「特定卸供給」における買取金額が大きくなってしまった”

理由は買取金額(単価)が市場価格連動であったからである。

一方、買取事業者である送配電事業者は、FIT価格で買い取った電気を市場に販売するため、市場価格高騰により余剰(儲け、正確な用語ではないですが)が発生した。簡単な状況は以上ですが、制度上この異常な市場価格の高騰を想定していなかったため、制度の確認、見直しが議論されました。

今回の議論は、地域新電力が再生可能エネルギーの地産地消のため、この「特定卸供給」を活用していた市場価格高騰のインパクトが大きかった小売電気事業者は今一度制度について理解を深める必要があると思います。


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