BIOS更新プログラム実行時の please insert system battery を回避 acer Aspire ES1-531
何故そんな目に遭ったか
諸事情につき、Acer製ノートPC Aspire ES1-531のBIOSの更新が必要となり、更新プログラムを走らせようとしたが、
please insert system battery
という警告が出た。BIOSの更新途中での電源途絶は復帰が非常に難しいので当然の警告だが、私の有する本機はバッテリーが死んでおりAC運用なのでバッテリーがない。(というか認識しない)
これでは困るので解決方法を調べて実行した。
方法 本編
本記事の中核はこの記事の邦訳、および補足である。
0.BIOS更新プログラムの入手がまだな人は、Aspire ES1-531用の物はここから入手可能だ。それ以外のものは自前で調べて入手してほしい。この記事にたどり着いた人間は、入手して実行してアラー?!と思って調べたからだろうが、念のための案内である。
1.まず、普通に実行する。当然エラーが出るが、これを起動したまま、今ログインしているユーザ配下のTempフォルダ
%userprofile%\AppData\Local\Temp
「ユーザ名」\AppData\Local\Temp
にアクセスし、○○○.tmpという最近作成、更新されたフォルダを見つける。エクスプローラを更新順にしておけば見つける際に便利であろう。
2.そのフォルダを適当な場所にコピーする。デスクトップとか、ダウンロードとか、自分が作業しやすければどこでもいい。コピーしたら立ち上げていた更新プログラムは消してもいい。その際、もともとの○○○.tmpは消える。
3.コピーしたフォルダの中にあるplatform.iniをお好みのテキストエディタで開く。そして、「BatteryCheck=1」を消すか「BatteryCheck=0」に書き換えることにより、BIOS更新プログラムのバッテリーチェックを回避する。
4.あとは、実行に管理者権限のいるプログラムを実行するとたぶんそれが更新プログラム本体だ。前に見た画面とエラーなしで再会できる。なお、肝心な更新プログラム本体の名前があやふやなのは、環境によってまちまちだからだ。実行すれば、更新が始まる。バッテリーによる対停電能力の恩恵を得られないのでお家の電源回りに細心の注意を払ってから行う事だ。
まとめ
Tempから更新プログラム本体を抽出してバッテリチェックを無効化して実行する。
免責
当記事の情報を参考にBIOS更新を行って起動不能に陥っても何も責任を持ちません。もてません。祈りは捧げます。アーメン。
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