「冷やしみたらし」をおいしいと感じなかった理由を自己分析してみた
Youtubeで和菓子の動画を検索しているうちに、おすすめ動画に「冷やしみたらし」なるものがあがってきた。
近所の和菓子店で販売していたので、さっそく購入。食してみたが、その味は私の予想を悪い意味で裏切る結果となってしまった。
「みたらし団子をわざわざ冷やして食うものではないな……」
これが私が冷やしみたらしを食べたときの感想だ。
ただ、なぜおいしいと感じなかったのかを冷静に自己分析してみたところ、自らが生み出した「期待」が味覚に影響を及ぼしたことがわかった。
私と同じように、「期待」を裏切られる人が少しでも減るようにという願いを込めて、この記事を投稿したいと思う。
「冷やしみたらし」と「みたらし団子」は別物
結論から言うと、私は「冷やしみたらし」を「みたらし団子」と同類のものと想定していたことが、今回の一連の出来事の原因だと思っている。
両者は共に和菓子というカテゴリで類似点も多いが、別物と考えた方が良い。
私はみたらし団子が好きだ。
ここ最近、みたらし団子食べていなかったので、検証のために食したが、私の期待通りの味でうまかった。
歯ごたえのある団子、香ばしい焦げ目、あまじょっぱいタレ……。
私の欲求を見事に満たしてくれる逸品であった。
一方、冷やしみたらしはというと、ぷるんとした柔らかい団子、甘さが強調されたタレ、みたらし団子とは似て非なるものだった。
この、みたらし団子だと思って「期待」していた味と、実際に食したときの味の相違が、私の味覚と感受性を狂わせたのだと思う。
つまり、私の勝手な「期待」が、冷やしみたらしの味を受け入れることを拒否してしまった結果、おいしくないという判断を下してしまった。
これに関しては、自分に非があると思う。大変申し訳ない。
以上のことから、これから冷やしみたらしを食する機会がある方は、「”冷やしみたらし”は”みたらし団子”を冷やしたもの」という認識は捨てることを強く推奨する。
(アドバイスになるかどうかわからないが……)
また、私が食べた冷やしみたらしに使われている団子は、どちらかというと白玉の味と食感に近かった。
一般的な焼き団子をそのまま冷やしても硬くなるので、冷やしても柔らかい食感を保つための工夫が施されているのだろう。
冷やしみたらしの商品名に「団子」が使われていないのは、これが理由なのかもしれない。
そもそも「冷やしみたらし」とは?
各店で販売されている冷やしみたらしの多くは、容器に団子が詰められ、容器の縁ギリギリまでタレで満たされているという特徴がある。
考案者は不明。話題になる前から、各店で販売されていたのではないだろうか。
ただ、SNS界隈で話題になっているのは、老舗和菓子店「赤坂青野」さんの冷やしみたらしだ。
著名人も多く訪れ、SNSによる投稿から人気に火が点いたそうだ。
四角い箱に規則正しく配置された団子。凪いだ湖面のようなタレの照り。映えである故、話題になるのも納得だ。
冷やしみたらしのリピートはあるか?
個人的にはナシ。
前述の勝手な期待を差し引いても、私は冷やしみたらしにそれほど魅力を感じていない。
理由は2つ。
・タレの甘さがややくどい
甘みは体温に近い温度が一番強く感じると言われている。
冷えたものをおいしいと感じさせるには、甘みを強くしなければならない。
私はその甘さを、少しくどく感じた。
・タレの量が多い
少々くどい甘さのタレが容器いっぱいに満たされているので、団子を完食してもタレが大量に余ってしまう。
タレが余ることは予測していたので、そのときはホットケーキにかけて食べたが、それでも甘さが少々くどい……。
好みの味ではないタレの処理を考えると、購入をためらう。
ただ、他のお店の冷やしみたらしを食べて、比較検証する余地はあると思っている。
できれば、タレ少なめ、甘さ控えめのヤツで……。
末筆
赤坂青野さんの冷やしみたらしを食べてみたいと思うが、1箱の量が多いのと、予約制ということでなかなか手が出ない……。
予約サイトを覗いてみたが、20日までの予約はすでに埋まっている状況だった。
その人気ぶりなら、味も確かなのだろう。(映えを狙っている方もいるのだろうが)
食べたことのある方は、感想をコメント欄でぜひ教えていただきたい。
他者からの意見により、冷やしみたらしの認識が良い方向へシフトするかもしれないと感じているからだ。