ほぼ日刊・迷惑メールや不正アクセスと戦うnote　特別版　「クラウド○○」サービスの闇　クラウドソーシングの巻　第1回

おはようございます。

本日から特別版として「クラウド○○」サービスの闇　について、これ以上世の中に同様の被害者が出ないよう、当社で起きた事故・事件について書こうと思います。

クラウドソーシング大手に詐欺師が蔓延る？

新規サービス構築のために、いつものエンジニアさんにお願いしようとしたところ、たまたま大きい案件を抱えてしまっていたため、やむを得ず、クラウドソーシングで外注することにしました。（まさか、これが大事件になるとは、その時には思いもしませんでした・・・）

そこで、クラウドソーシング（東証上場企業）のサイトでいくつかのアカウントを検討し、小～中規模システム開発での評価が高かった「レスポンシブweb」を名乗るアカウントに連絡を入れました。
サイト上では、「法人」で「男性」で「プロジェクト完了率99％」とされていました。しかし、これは「男性」である以外事実とは異なっていたのです。

Web上で、「レスポンシブweb」を検索しても何も出てこないので、会社名は別にあるのかな？　と気になったのですが、開発を急いでいた＆上場企業が運営するクラウドソーシングに、おかしな輩がいるとは考えもしませんでした。また、「うちは上場企業のサイトも多数制作してる」とやたら強調するので、なんとなく信じてしまったのです。これが大きな間違いでした。

何度かサイト上のメッセージ機能でやりとりしていたところ、「メッセージ機能だとやり取りが大変なのでEメールで送って下さい」と言われ、それも一理あるな、と思い何度かEメールでやり取りしていました。しかし、そこでも私の直感が「？？？」と感じたのは、会社でやっているはずなのに、Eメールアドレスが、 @gmail.com だったのです。20年前ならまだしも、個人商店を除いて、今の時代に gmail のアドレスでまともな商売をしている会社は無い、と断言します。

つづく・・・・・