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お姉ちゃんたちが僕を取り合いしてます《 2 》

彼女のさくちゃんを紹介してから数ヶ月。

美波姉ちゃんは大学3年生、史緒里姉ちゃんは大学1年生、俺とさくちゃんは高校3年生になった。

なんとかさくちゃんとの交際を認めてもらった俺だが、今日は試練の日である。


その名も...




『史緒里姉ちゃんの誕生日』




毎日、俺を取り合ってる美波姉ちゃんと史緒里姉ちゃんではあるが、それぞれの誕生日だけは独占できるというルールがあるらしい...


もちろん俺には拒否権は...ない。


2024/07/14  AM 0:00

当たり前のように俺の部屋に入り浸る史緒里姉ちゃん。

○○ : 誕生日、おめでと、姉ちゃん。

史緒里 : ぐへへ...○○から祝われたぁ...///

○○ : 今日はとりあえず寝る?

史緒里 : うん!今日たくさんイチャイチャイチャイチャイチャイチャイチャイチャするために早めに寝る♡

○○ : なんか多いな...笑

史緒里 : あ、もちろんぎゅってしてね?♡

○○ : うん...///

史緒里 : 照れちゃって可愛いねぇ♡ 史緒里姉ちゃんのこと大好きだもんね?♡

○○ : うるせぇ!さっさと寝るぞ...///

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2024/07/14 AM 8:00

?? : グルルルルル...

?? : クゥゥゥン...

○○ : 美波姉ちゃん...さくちゃん...笑

狼のようにこちらを睨む美波姉ちゃんと子犬のようにこちらを見つめるさくちゃん。

さくちゃん可愛ぇぇ...

そして、勝ち誇ったように2人を見下す史緒里姉ちゃん。

美波 : くそがーーー!!!

遠藤 : ○○くん、行っちゃうの?🥺

○○ : えぇ...まぁ...

史緒里 : しょうがないよねぇ!!今日はなんといっても史緒里様の誕生日ですからねぇ!!

○○ : 姉ちゃん、煽らないで...笑

史緒里 : それじゃあ、行ってきまぁ〜す♪

ガチャ...🚪

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午前中、昼食は俺がやりたいこととして、服を買ってあげたり、オシャレなカフェでご飯を食べたりした。

そしてここからは史緒里姉ちゃんがやりたいことをすることに。

2024/07/14 PM 2:00

史緒里 : 着いた!!

○○ : 公園?

史緒里 : そう!

○○ : なにするの?

史緒里 : はい!これつけて!

○○ : グローブ?

史緒里 : うん!キャッチボールしよ!!

○○ : おっ!いいね!

史緒里 : ただしっ!

○○ : え?なに?

史緒里 : ○○は投げる時に史緒里の好きなところを言うこと♡

○○ : はぁ?!そんなの罰ゲ...

史緒里 : ん?

○○ : いや、やりましょう

史緒里 : やったね!○○大好き♡

○○ : はぁ...

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史緒里 : いくよぉ!えいっ!

○○ : おっ!ナイスボール!

史緒里 : えへへ.../// ワクワク...

○○ : じゃあ...弟から見ても可愛い!ほっ!

史緒里 : グフッ...💘 もう!○○ったらぁ...///♡

○○ : 俺のこと好きでいてくれること!ほっ!

史緒里 : あったりまえじゃん!可愛い可愛い弟なんだから♡

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○○ : あぁ...あぁ...

史緒里 : フヘヘ.../// 楽しかった♡

その後も100回以上、好きなところを言わされ、へっとへと...

小さい子供たちにも見られ、すごい恥ずかしかった...

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その後、日も暮れ、帰ることに。

夜ご飯は美波姉ちゃんとさくちゃんが準備してくれるらしい。

○○ : ただいま...

美波 : ○○ぅ...おかえりぃ♡

遠藤 : ○○くん、おかえりなさい!

史緒里 : ただいま!○○、楽しかったね♡

○○ : うん...笑

美波 : ○○疲れてるじゃん!なにしたの💢

史緒里 : キャッチボールしただけだけど?

美波 : ○○になんてことさせてるの?!💢

○○ : 姉ちゃんたち、喧嘩しないの!

遠藤 : そうですよ!私の○○くんなんですからね!

美波、史緒里 : ああん?

遠藤 : いや...なんでもないですぅ...

○○ : あははぁ...

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2024/07/14 PM 11:00

食事も終え、部屋でゆっくりしていると、史緒里姉ちゃんが入ってきた。

史緒里 : ○○、ごめんね?寛いでる時に

○○ : ううん、今日姉ちゃん誕生日だし、なんでも言うこと聞くよ?

史緒里 : じゃあ、ハグさせて?

○○ : いいよ?

ギュッ...

○○ : どうしたの?ちょっと元気ないじゃん?

史緒里 : ○○にさくちゃんっていう彼女ができてさ、正直、ほっとしてる部分があるんだよね

○○ : なんで?

史緒里 : だって、ずっと美波姉と私が○○にくっついてて、でもいつかは離れてあげないと行けないかなって思ってて...

○○ : うん...

史緒里 : だけど、彼女ができた後も○○が好きっていう気持ちが抑えれなくて、邪魔になってないかなって...

○○ : そんなことか...笑

史緒里 : そんなこと?

○○ : 確かに、さくちゃんが彼女になっえ毎日が楽しくなったし、さくちゃんが一番だけど、姉ちゃんたちを姉として好きだって気持ちは変わらないし、感謝もしてる。だから、いつでも好きな時に甘えてきてよ

史緒里 : いいの?

○○ : もちろん!

史緒里 : エヘヘ.../// ○○大好き♡

○○ : 史緒里姉ちゃん、改めて、誕生日おめでとう。

史緒里 : ありがとう!

ガチャ...🚪

美波 : 史緒里ぃー!!そこどけー!!!

遠藤 : さくの彼氏返してくださいーー!!!

史緒里 : なによ!いいところだったのに!

美波 : 時計見やがれ💢

2024/07/15 AM 0:00

史緒里 : 日付変わってる?!?!

遠藤 : そうです!なので、○○くんを独占する権利はなくなりました!

史緒里 : やめろぉー!!まだ○○と一緒にいたい!!ねぇ!○○!!チューしよ!チュー!!

○○ : チューはしません!!

美波 : おいっ!○○!!一緒に寝るぞ💢

遠藤 : ○○くん、さくが一番だよね?!




○○ : これは騒がしくなりそうだな...笑



まだまだ

長女 vs 次女 vs 彼女

の戦いが続きそうです...笑

to be continued...?

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