【チャンピオンズカップ 2022】ラップ分析で予想!本命馬はこの馬だ!
こんにちは!KAZUです。
この記事では、「チャンピオンズカップ」のラップ分析と出走予定馬のラップ適性の評価、そして本命馬をご紹介します!
馬券予想にぜひご参考ください。
先週の予想結果の振り返り
まずYouTubeやnoteの無料記事で公開した先週の予想を振り返ると、ジャパンカップは◎カラテが13番人気8着、京都2歳Sは◎エゾダイモン7番人気8着と残念な結果に終わりました。
ただ馬券期待値を考慮し攻めて予想した結果なので後悔はありません!
今週も最終予想となる本命馬については攻めた予想ができればと思います。
先週は振るわなかった予想ですが、秋G1についてはスプリンターズS◎ジャンダルム、マイルCS◎セリフォスの的中があり、単勝回収率500%以上、複勝回収率150%以上となっています。
秋G1単複回収率100%以上を目標に今週も予想を進めていきます。
チャンピオンズカップのラップ分析
初めに予想のポイントとなるラップ分析を取り上げます。
個別ラップからの予想のポイント
こちらは、直近5年のチャンピオンズカップの個別ラップをまとめたグラフです。
赤色のグラフが5年平均のグラフとなっています。
チャンピオンズカップの直近5年の個別ラップの傾向としては、上り3Fを除く道中の平均3Fが36.7、上り3Fの平均が36.2となっており、やや後傾ラップ気味ながらスピードの持続力が求められることが特徴です。
ラップ適性からの予想のポイント
次に独自のラップ分析ツール「ラップマトリックス」で求められるラップ適性を分析していきます。
このラップマトリックスとは縦軸にラップスピード、横軸に上がり3ハロンと上り3Fを除く道中の平均3Fのラップ変化をレースペース変化指数として取り、該当レースのラップ適性を散布図としてまとめたグラフです。
グラフの縦軸から短距離戦・長距離戦や高速ラップ・低速ラップへの適性が分かり、横軸からは前傾ラップ・後傾ラップや底力勝負・持続力勝負・瞬発力勝負への適性が分かります。
チャンピオンズカップのラップ適性ですが、まず脚質型に目を向けると過去5年中4年がバランス型となっています。
次にラップスピードについてですが、12.05〜12.25が基本です。
このような背景をふまえて考える今年のチャンピオンズカップで求められるラップ適性ですが、「バランス型×ラップスピード12.05〜12.25」に設定します。
なお直近5年の3着内馬の4角位置取りは5.1番手。
過去5年の3着内馬の上り3Fは35.9で上り3F最速馬の平均着順は4.2着となっています。
好走パターンとしては、先行・好位から上り3F3位以内(35秒台中盤)でまとめられる馬と考えます。
チャンピオンズカップの有力馬のラップ適性
ここからはチャンピオンズカップの有力馬のラップ適性について特集します。
なお評価については、S、A、B、C、D、Eの6段階で行なっていきます。
テーオーケインズ ラップ適性
まず初めに想定1番人気のテーオーケインズを取り上げます。
上図はテーオーケインズの直近10戦のレースを対象としたラップマトリックスです。なお海外レースは除きます。
プロットとしたグラフには、レース名と馬場状態・馬場指数、レース全体の上り3F、人気と着順を記載しています。
その上で赤いゾーンがチャンピオンズCで求められるラップ適性です。
テーオーケインズのラップ適性ですが、中央の中距離ダート戦であれば、脚質型を問わず非常に高いパフォーマンスを発揮してくることが特徴です。
チャンピオンズCで求められるラップ適性に対しては、昨年の同レース1着をはじめ、適性が近接するレース・やや近接するレースを含めれば3戦3勝。
そのパフォーマンスも素晴らしく、非常に高い適性が見込めます。
ラップ適性の評価は「S」と最上級評価をつけます。
チャンピオンズCのような中距離ダート戦の高速決着はこの馬向きで、ラップ適性からは死角は見当たりません。
前走のJBCクラシックは、外々を回る形になりながら力で捩じ伏せる強い勝利。能力的にも抜けていると評価しています。
「普通に走ればこの馬が勝つだろう」というのが率直な意見です。
ただし単勝オッズ1桁台では馬券期待値が極めて低いので、回収率を考えるなら他の穴馬を絡めて予想を組み立てた方が良さそうです。
クラウンプライド ラップ適性
次にクラウンプライドを取り上げます。
上図はクラウンプライドのここまでのレースを対象としたラップマトリックスです。なお海外レースは除きます。
クラウンプライドのラップ適性ですが、脚質型は超底力型から持続力型まで実績を残しており、ラップスピードは12.00以上が向く印象です。
中距離ダート戦であれば、瞬発力勝負にならない限り高い適性が見込めると言えるでしょう。
チャンピオンズCで求められるラップ適性に対しては、前走のJBCクラシック2着の適性が近接しており高評価。
このレースを通じて、中距離ダート戦の高速決着への適性を示しました。
ラップ適性の評価は「B」とします。
能力や適性は水準以上の評価ができる馬ですが、対テーオーケインズになるとどうでしょうか…
前走のJBCクラシックではテーオーケインズに力負けの印象が強く、勝ちきるためには枠順や展開面、馬場傾向(逃げ・前残り馬場)、状態面などが揃わないと厳しいと考えています。
また想定2番人気・単勝オッズ1桁台の人気(馬券期待値)を加味すると、能力やラップ適性は高く評価できるものの抑えまでで考えたいと予想します。
グロリアムンディ ラップ適性
ここまでテーオーケインズ、クラウンプライドのラップ適性の評価についてご紹介しました。
能力・ラップ適性、どちらからもテーオーケインズは揺るぎなく一強状態と言っても過言ではありません。
その中で有力馬の中から、打倒テーオーケインズ1番手で取り上げたいのが、「グロリアムンディ」です。
グロリアムンディのラップ適性ですが、中距離ダート戦であればラップスピードを問わず安定したパフォーマンスを発揮しています。
脚質型については底力型から持続力型で実績を残しています。
チャンピオンズカップで求められるラップ適性に対しては、適性が合致・近接するレースはありませんが、適性がやや近接するアンタレスSの走りから水準以上のものが見込めると考えています。
このアンタレスSではやや前不利の中を先行、かつ外々を回る厳しい競馬でオメガパフュームに継ぐ2着。このレース内容は評価ができます。
ラップ適性の評価は「B」とします。
もともと芝レースでは1勝クラスを勝ち上がれなかった馬。ダートで一気に実績を重ねて臨んだ前走宝塚記念の結果は度外視でよいです。
調整過程は気になるもののダートでの敗戦は、前不利な展開の中でオメガパフュームに差された1戦のみ。
ここまでダート戦では連対を外しておらず、底を見せていません。この底を見せていない秘めたる部分は大きな魅力です。
最終的には単勝オッズが1桁台になりそうな気もしますが、月曜時点の単勝オッズ2桁台がつくようであれば馬券期待値も十分です。
打倒テーオーケインズ1番手として期待したい一頭です!
チャンピオンズカップの本命馬
◎:⑩クラウンプライド
1週前は打倒テーオーケインズ1番手で取り上げた「グロリアムンディ」を本命にする予定でしたが、想定以上の人気(レース当日昼時点:単勝オッズ2番人気)と最内枠がどちらに転ぶかわからない点から評価を割引きたい。
そこで変わって本命に推したいのが、⑩クラウンプライド。
チャンピオンズCで求められるラップ適性に対しては、前走のJBCクラシック2着で適性を示しており高評価。
展開としても明確な逃げ馬がいない状況のため、先行力があるこの馬に向きそう。
前走はテーオーケインズに完敗の内容でしたが、距離短縮での巻き返しを期待したい!
単勝オッズで2桁人気と高い能力・ラップ適性が見込める中で馬券期待値も十分と判断。
テーオーケインズが勝ちに最も近い馬であることは間違いありませんが、馬券妙味を追って、今回はあえてクラウンプライドで勝負します!
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
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