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【スプリンターズステークス2022 予想】ラップ分析で予想!ここは穴馬で勝負!

こんにちは!KAZUです。

この記事では、「スプリンターズS」のラップ分析と出走予定馬のラップ適性、最終予想となる本命馬をご紹介します!

馬券予想にご参考ください。

スプリンターズSのラップ分析

まず初めに予想のポイントとなるラップ分析を取り上げます。

スプリンターズSは短距離線らしい底力勝負の一戦

こちらは直近5年のスプリンターズSの個別ラップの傾向をまとめたグラフです。
赤色のグラフが平均を示すグラフとなっています。

スプリンターズSのラップにおける特徴ですが、電撃のスプリントG1らしい「前傾ラップの底力勝負の一戦」であることがあげられます。
平均を示す赤色のグラフを見ても、2F目を最速に以降はラップが徐々に低速化する傾向が見て取れます。

上り3Fを除く道中の1F平均のラップスピードは11.05、それに対して上り3Fの1F平均のラップスピードは11.51。その差は「-0.46」。
やはり前傾ラップの底力勝負の一戦と言えます。

なお、上がり3Fは34秒台前半から中盤を想定します。

求められるラップ適性は底力型

次に独自のラップ分析ツール「ラップマトリックス」で求められるラップ適性を分析します。

【ラップマトリックスとは】
縦軸にラップスピード、横軸に上がり3ハロン前後のラップ変化をレースペース変化指数として取り、該当レースのラップ適性を散布図としてまとめたグラフです。
縦軸からはラップスピード・時計の速さへの適性が、横軸からは前傾ラップの「底力型」やワンペースな「持続力型」、上り3ハロンの「瞬発力型」などどのようなラップ構成に強いのかが分かります。

直近5年のスプリンターズSの脚質型を分析すると超底力型が2回、底力が1回、持続力型が2回となっています。
脚質型としてはバラつきがありますが、平均を取れば底力型が基本です。

想定勝ち時計は良馬場で「1.17.2〜1.17.8」、道悪馬場では「1.17.9〜1.18.5」を想定します。

このような背景から考える今年のスプリンターズSで求められるラップ適性ですが、良馬場で「底力型〜持続力型×ラップスピード11.20〜11.30」、道悪馬場で「超底力型〜底力型×ラップスピード11.30〜11.40」に設定します。

脚質は前日の馬場傾向をふまえてジャッジ

なお脚質傾向については昨年の前決着、一昨年の後ろ決着など各年によって傾向が大きく異なります。
そのため前日の馬場傾向をしっかり見極め、有利な脚質をジャッジしたいところです。

スプリンターズSの有力馬のラップ適性

ここからはスプリンターズSの有力馬のラップ適性について特集します。
なお評価については、S、A、B、C、D、Eの6段階で行なっていきます。

メイケイエール ラップ適性

【ラップマトリックスの見方】
赤いゾーンが該当レースの良馬場で求められるラップ適性、青いゾーンが道悪馬場で求められるラップ適性、その上で濃いゾーンは適性が合致、薄いゾーンは適性が近接します。
緑枠が該当馬が実績をあげており、得意とするラップ適性となります。
プロットしたグラフにはレース名、馬場状態、人気・着順、馬場指数
、レース全体の上り3Fを記載しています。

■メイケイエール ラップ適性
底力型〜持続力型×ラップスピード11.00〜11.75

■スプリンターズSで求められるラップ適性に対する成績
・良馬場
○シルクロードS:2人気1着、○スプリンターズS:7人気4着
・道悪馬場
◎高松宮記念:2人気5着、◎シルクロードS:2人気1着
○桜花賞:3人気18着、ファンタジーS:1人気1着
※◎は適性が合致、○は適性が近接するレース。

■ラップ適性 評価
良馬場:A
道悪馬場:A

■見解
前々走の芝1400mの京王杯SC、前走の芝1200mのセントウルSの道中の折り合いを比較すると、やはり芝1200mで良い馬でしょう。
前走のセントウルSでは高速馬場、2歳時の小倉2歳Sでは低速馬場のスプリント戦を快勝しており、馬場適性も不問です。

気性的な危うさが拭えない馬ですが、今回のメンバーにおけるスプリント能力はトップクラス。加えてラップ適性は良馬場・道悪馬場ともにA評価となれば、勝ちに最も近い一頭と評価できます。

ナムラクレア ラップ適性

■ナムラクレア ラップ適性
超底力型〜底力型×ラップスピード11.15〜11.60

■スプリンターズSで求められるラップ適性に対する成績
・良馬場
◎函館SS:1人気1着
○北九州記念:1人気3着、○小倉2歳S:4人気1着
・道悪馬場
◎小倉2歳S:4人気1着
○フィリーズレビュー:1人気2着

■ラップ適性 評価
良馬場:A
道悪馬場:A

■見解
良馬場、道悪馬場、それぞれの求められるラップ適性で実績を残しており、メイケイエール同様にラップ適性を高く評価したい一頭。
高速馬場への適性はもちろんのこと、不良馬場で馬場指数が不能となったフェニックス賞の勝利から道悪馬場も苦にしません。

前走の北九州記念は直線の短い小倉芝コースで進路確保にとまどる致命的なミスがありながら僅差の3着と好走しており、改めて力を示しました。

メイケイエールとの力関係は未知数ながら斤量53.0kgは大きな魅力です。
メイケイエールに気性的な危うさがある一方、ナムラクレアのスプリント戦の安定感は光るものがあります。
よほど悪い枠順にならない限り、馬券の軸として最適な一頭でしょう。

シュネルマイスター ラップ適性

■シュネルマイスター ラップ適性
持続力型〜瞬発力型×ラップスピード11.45〜12.00

■スプリンターズSで求められるラップ適性に対する成績
・良馬場
該当レースなし。
・道悪馬場
○NHKマイルC:2人気1着

■ラップ適性 評価
良馬場:C
道悪馬場:C

■見解
ラップマトリックスが示す傾向から良馬場におけるラップ適性は全くの未知数と言えます。
道悪馬場ではラップ適性が近接するNHKマイルC1着がありますが、馬場状態や距離が異なることをふまえるとこちらも未知数に近いと言えるでしょう。

ラップ適性としては、脚質型で持続力型や瞬発力型で高いパフォーマンスを発揮する馬です。
前傾ラップの底力型のスプリント戦は懐疑的に捉えざる負えないでしょう。

その能力は認めつつもラップ適性をふまえると、有力馬の中では危険な人気馬と考える一頭です。

ナランフレグ ラップ適性

■ナランフレグ ラップ適性
底力型〜持続力型×ラップスピード11.00〜11.45

■スプリンターズSで求められるラップ適性に対する成績
・良馬場
◎セントウルS:11人気10着、◎TVh賞:3人気4着
○鞍馬S:1人気2着、○オーシャンS:4人気2着、○シルクロードS:3人気3着
・道悪馬場
◎高松宮記念:8人気1着、◎オーシャンS:4人気2着、◎シルクロードS:3人気3着
○タンザナイトS:2人気1着、○TVh賞:3人気4着

■ラップ適性 評価
良馬場:B
道悪馬場:A

■見解
近走、スプリント戦では安定感ある走りと見せる一頭。ラップ適性も高く、好評価したい一頭です。
ただ良馬場の高速馬場だと差し届かないイメージが強く、馬場傾向に依存する面が大きいことは確かです…
現状の中山芝コースだと良馬場では厳しい印象のため、道悪馬場になってほしいところ。道悪馬場で差しが届く競馬になると期待値は非常に高いです。

スプリンターズSの馬場傾向

レース前日の馬場傾向

馬場傾向:高速馬場

直線の進路取り:やや内有利

脚質傾向:逃げ・先行有利

スプリンターズSの本命馬

ジャンダルム ラップマトリックス(直近10戦)

◎②ジャンダルム(穴馬狙い)

【ジャンダルム ラップ適性】
底力型〜持続力型×ラップスピード11.20〜11.60

【求められるラップ適性に対する成績(良馬場想定)】
■ラップ適性 合致
セントウルS:6人気4着、春雷S:1人気1着
■ラップ適性 近接
北九州記念:9人気17着、オーシャンS:2人気1着、シルクロードS:5人気13着、スプリンターズS:4人気11着、阪急杯:4人気3着

【ラップ適性 評価】
良馬場:B

本命馬見解

上位人気2頭となるメイケイエールとナムラクレアのラップ適性は高く、基本的に2強の構図と考えています。
ただ、2頭ともに馬券期待値は低いのが現状です。

そこで今回は、ラップ適性が見込めて配当妙味がある穴馬を狙います!

本命のジャンダルムはラップ適性と高いコース適性が見込める一頭。
同コースでラップ適性が合致する春雷Sの快勝、ラップ適性が近接するオーシャンSの勝利(2着:ナランフレグ)は高く評価できます。

また内枠、先行脚質と現状の馬場傾向から考える好走イメージとも合致する点も魅力です。

直近2走の成績は奮いませんが、得意コースに戻っての激走を期待したい一頭です。

このような背景から、今年のスプリンターズSは穴馬狙いで②ジャンダルムを本命で推奨します!


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