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【マイルチャンピオンシップ 2022】ラップ分析で予想!本命馬はこの馬だ!

こんにちは!KAZUです。

この記事では、「マイルチャンピオンシップ」のラップ分析と出走予定馬のラップ適性の評価、そして本命馬をご紹介します!

馬券予想にご参考ください。

マイルチャンピオンシップのラップ分析

まず初めに予想のポイントとなるラップ分析を取り上げます。

個別ラップからの予想のポイント

こちらは、阪神競馬場での開催となった直近2年のマイルチャンピオンシップの個別ラップをまとめたグラフです。
青色のグラフが昨年、黄色のグラフが一昨年となっています。

マイルチャンピオンシップの直近2年の個別ラップの傾向としては、上り3Fの直線の瞬発力勝負であることがあげられます。
直近2年平均の上り3Fは33.5。極めて速い上がりが求められます。

ラップ適性からの予想のポイント

この傾向は独自のラップ分析ツール「ラップマトリックス」で分析した際も同様であり、昨年は脚質型が瞬発力型、一昨年は瞬発力型に寄ったバランス型となっています。

なおラップマトリックスの考え方については下記をご参考下さい。

【ラップマトリックスとは】
縦軸にラップスピード、横軸に上がり3ハロン前後のラップ変化をレースペース変化指数として取り、該当レースのラップ適性を散布図としてまとめたグラフです。
縦軸からはラップスピード・時計の速さへの適性が、横軸からは前傾ラップの「底力型」やワンペースな「持続力型」、上り3ハロンの「瞬発力型」などどのようなラップ構成に強いのかが分かります。

このような背景をふまえて考える今年のマイルチャンピオンシップで求められるラップ適性ですが、「バランス型〜瞬発力型×ラップスピード11.50〜11.60」に設定します。

マイルチャンピオンシップの出走予定馬のラップ適性

ここからは出走予定馬のラップ適性について特集します。
なお評価については、S、A、B、C、D、Eの6段階で行なっていきます。

シュネルマイスター ラップ適性

まず初めに想定1番人気のシュネルマイスターを取り上げます。
上図はシュネルマイスターのデビューから前走までのレースを対象としたラップマトリックスです。

プロットとしたグラフには、レース名と馬場状態・馬場指数、レース全体の上り3F、人気と着順を記載しています。
その上で赤いゾーンが求められるラップ適性です。

シュネルマイスターのラップ適性ですが、脚質型は持続力型〜瞬発力型のレースを得意にしています。前走のスプリンターズステークスの敗走をふまえると、持続力型〜瞬発力型の高速ラップに強いマイラーと言えるでしょう。

マイルチャンピオンシップで求められるラップ適性に対しては、昨年の同レース2着、今年の安田記念2着のレースの適性が合致します。
ラップ適性から、ここは好勝負必須の一頭と言えるでしょう。

ラップ適性の評価は「A」と高い評価をつけます。

前走のスプリンターズステークスは内有利の馬場において終始外々を回り、さらに直線では不利があったため度外視でよいです。またスプリント戦も合わなかった印象です。
前残りの傾向や馬場が極端に悪くならない限り、高いパフォーマンスを発揮してくると予想します。

サリオス ラップ適性

次にサリオスを取り上げます。
上図はサリオスの直近10戦のレースを対象としたラップマトリックスです。

サリオスのラップ適性ですが、脚質型は持続力型〜バランス型のレースを得意にしています。この馬もシュネルマイスター同様に高速ラップに強いマイラーと言えるでしょう。

マイルチャンピオンシップで求められるラップ適性に対しては、昨年の同レース6着、今年の安田記念3着のレースの適性が合致します。
ラップ適性からは、一定の評価ができます。

ラップ適性の評価は「B」とします。

ラップ適性の評価を「B」とした理由は、G1になるとややパンチにかけ、今回の上位陣との比較では爆発力にやや欠ける印象を受けるからです。
前走の競馬の内容は強かったですが、良馬場のスピード勝負になると勝ち切るまではいかないかなと予想します。

ソダシ ラップ適性

3頭目にはソダシを取り上げます。
上図はソダシの直近10戦のレースを対象としたラップマトリックスです。

ソダシのラップ適性ですが、脚質型は持続力型〜バランス型のレースを得意にしています。スピードの持続力を活かした高速決着に強いマイラーと言えます。

マイルチャンピオンシップで求められるラップ適性に対しては、2歳時にはなりますが阪神JFのラップ適性が近接します。
高速決着のマイル戦となったヴィクトリアマイルの競馬内容を見ても高いラップ適性が見込めるでしょう。

ラップ適性の評価は「A」とします。

上り3Fが33秒台の瞬発力勝負に特化したレースになるとキレ負けがやや不安要素ですが、個人的には高い評価で予想している一頭。
あとは馬場が先行力あるこの馬向きになればといったところです。

セリフォス ラップ適性

4頭目にはセリフォスを取り上げます。
上図はセリフォスのここまでのレースを対象としたラップマトリックスです。

セリフォスのラップ適性ですが、脚質型は持続力型〜瞬発力型、ラップスピードはマイル戦の高速ラップから低速ラップまでのレースを得意にしています。

マイルチャンピオンシップで求められるラップ適性に対しては、安田記念4着のレースが合致します。
安田記念は外から消極的な競馬で勝馬とコンマ1秒差の4着ですからレース内容自体は評価ができます。

ラップ適性の評価は「A」とします。

前走のレース振りも褒められたものではない中で力によってねじ伏せて勝利。直近2走の消極的な競馬をふまえると、今回の鞍上乗り替わりはプラス材料です。

能力とラップ適性は評価できる一頭ですから、オッズが上位人気馬と比較してつくようであれば狙い目の一頭と言えます。

ダノンスコーピオン ラップ適性

5頭目にはダノンスコーピオンを取り上げます。
上図はダノンスコーピオンのここまでのレースを対象としたラップマトリックスです。

ダノンスコーピオンのラップ適性ですが、脚質型は持続力型〜瞬発力型を得意にしています。
ラップマトリックス上にはありませんが、2歳時の萩Sでは超瞬発力型で上り3F33.7となったレースでキラーアビリティをねじ伏せる競馬を見せており、速い上りへの適性も示しています。

マイルチャンピオンシップで求められるラップ適性に対しては、アーリントンCの勝利の適性が近接します。

ラップ適性の評価は「B」とします。

この馬もラップ適性は高く評価できる一頭です。
ただ前走のレース内容を見ると、セリフォスの方を評価したいところ。そのためラップ適性はB評価としました。

マイルチャンピオンシップの本命馬

◎:⑩セリフォス

高いラップ適性が見込め、馬券期待値も高い⑩セリフォスを本命で狙います!

マイルチャンピオンシップで求められるラップ適性と合致する安田記念は、結果は4着ながら外から消極的な競馬で勝馬とコンマ1秒差のためレース内容自体は評価ができます。
そのため、メンバーにおけるラップ適性はトップクラスと考えています。

今回、鞍上がレーン騎手に変わり強化されることも魅力!

開催日の午前中の芝レースが昨日と異なり内決着の傾向は気になりますが、昨日の外差し馬場の傾向で考えれば、枠順も好枠・脚質も好走イメージとマッチします。

オッズもある程度見込め、馬券期待値からも狙い目と考えます。

このような背景から、今年のマイルチャンピオンシップは⑩セリフォスを本命で推奨します!


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