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JAKEというラッパーから受けた衝撃
こんにちは、河村一樹です。
僕が住む鳥取県鳥取市では、夏になると毎週土曜の夜に「土曜夜市」というものが開催されます。
夜になると駅前の通りが歩行者天国になり、屋台が並びます。
その所々で歌を歌っていたり、夏祭りのような雰囲気です。
今年は約4年ぶりの開催。
昨夜、僕は夫婦で出掛けてきました。暗くなると多くの人々で賑わっていたのでした。
僕は昨日の土曜夜市には1つ目的ありました。知人の屋台で焼きそばを食べること!
前の会社の知人が屋台を出していると言うので、大通りを端から端まで歩いて知人の屋台を探していました。
そんな中、一角から聞こえて音楽がありました。
それは誰が聴いても分かるラップ
「おっ!誰か知らないけどラッパーが元気に歌ってる」
と通りすがりに思いました。
その後、知人を見つけて焼きそばを食べてビールを飲んだりして妻と過ごす、初めての土曜夜市を楽しみました。
ひと通り雰囲気を楽しんだあと、帰り道にまたラッパーの前を通りかかりました。
人が集まっていて、1時間前より盛り上がってきていました。
僕も立ち止まり、少しだけ聞いていこうと耳を傾けました。
僕は普段あまりラップの音楽を聴きません。
立ち止まって聞いても、あまり頭には入って来ませんでしたが歌の合間にそのラッパーの言った言葉には共感しました。
「コロナになってからさ、1番辛い思いをしてるのは子供達だよ。
どこにも行けないしさ、学校の楽しみの給食も黙って食べろって言われてよ、俺だったら不登校になっちまうぜ。
子供達が1番辛かったよな。」
突如としてラッパーの口から飛び出した言葉に僕はハッとしました。
正直言うと僕はラッパーに対して偏見を持っていました。
軽いノリで調子のいいこと言って、歌って気持ちいいのはラッパー本人なんじゃないのか!
そう僕は思ってました。
でも今の言葉は、自分のことだけ考えてるような人から出てこない。周りの人のこと、周りの状況を本気で考えている人の言葉だと感じました。
曲の合間に、本音をズバッと言える。音楽に乗せて自分の思いを伝える。
めっちゃかっこいい!!
コロナになってから、自分の思ってることがあっても周りの目を気にしたりして
自分は違うと思っても批判されるのが嫌だから黙っておこうと意見を言わなかった人たち多かったと思います。
僕もそのうちの1人です。ハッとしたと同時に自分が恥ずかしくなりました。
伝え方は人それぞれ、自分の本気の思いを声に出していえる人間になろうって強く思った出会いでした。
最後になりますが、そのラッパーの名前は
JAKE
調べてみると鳥取出身でいろんな所で活躍されているラッパーでした。
最高の出会いに感謝!