友人関係は成長によって変化する
こんばんは、一樹です。
昨日、友人のことを書いたのですがまだ書き足りないことがあり、今日も友人T君のことを書こうと思います。
ということで、今日のテーマは
「友人との関係は成長によって変化する」
いまは昔と働き方も変わってきていて、学生のうちから起業したりと一度も就職したことがないという人も多くいると聞きます。
いや、昔もそういう人はいたのでしょう。僕が意識したことがなかったから知らなかっただけかな。
今から18年前(2004年)のこと
高校3年生になると担任の先生に、就職するか進学するかの2択を質問されます。
そこで就職を選ぶと、高校に届いている求人の中から会社を選ぶように言われ、自分が選んだ会社に面接にいって内定をもらう。卒業後はその会社で仕事をする。
これが当たり前だと思っていたし、他のやり方は教えて貰わなかった。
だから、会社に入って働くということに何の疑問も持たず当たり前だと思っていた。
時代は流れ、フリーランスという言葉を知ったのはいつだったろうか。
自分でも起業できることを知ったのはいつだったろうか。
働き方は会社に入って働くだけでなく、他にもいっぱいあるということを高校を卒業して数年してから僕は知った。
そのきっかけをくれたのが、昨日の記事でも書いた友人のT君だ。
T君のお父さんは建築会社をしていて、彼はその跡を継ぐことになっている。
今のT君は2代目として貫禄も出てきているが、高校卒業して数年は僕と同じように親の会社で他の社員と同じように働いていた。
朝8時から夕方5時まで仕事をして、仕事が終わるといつも駅前で待ち合わせして遊びにいっていた。
朝が晩になるまで会社にいて、給料が貰えて遊べれたらそれでいいという考えだった。
お互いアホな話ばかりして過ごしてた。
でも、ある時から変化が現れた。
僕が関西に数年出て、帰ってきてからのこと。久しぶりにT君と会った時の会話は、将来のことなどわりと真面目な話だった。
前はその時が楽しけりゃいいとアホな話ばかりしてたけど、お互い少し成長したのだろう。
そのうちT君は会社の2代目として経営を学ぶようになり、仕事の話をするようになった。僕はなんとなく、うんうんと聞いていたが正直よく分からなかった。
ずっと会社員として働いてきて、経営者はどうするかなんて考えたことがなかったからだ。
そのうち一緒にいると仕事の話が多くなり、僕は退屈になってきて少しずつ彼との距離が遠くなっていった。
それから数年また時は流れ、僕も少しずつだけど自分で仕事をするようになってあの当時の彼の気持ちが分かる様になった。
自分で仕事を作るって、けっこう孤独な作業なんだ。誰かに聞いて欲しい、相談したい。
そんな人が身近にいたらどれだけ有難いことかと。
そう気付いてから僕は勉強した。彼は僕よりずっとずっと前から勉強していて、かなり前を歩いている。その彼に追いつける様に・・
そして今はといえば、彼と会うと仕事の話もよくするようになった。僕はいつも勉強になることばかりだ。
経営のことを勉強するようになると、付き合う周りの人も変わってきた。
T君の他にも仲良かった友人はいたが、ほとんど疎遠になった。でもそれ以上に新しい仲間も出来た。
でも、本当に心をわって話せる友人は今はまだT君だけかな。
もっと自分が心を開いてそういう関係性を作っていけばいいんだけど、人間関係ってつくづく難しいと思う。
いまはまだT君の背中を追いかけながらも、僕がもっと成長して友人として、仕事も並走して走れるようになれら最高だと夢見ている。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。