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働き蟻の法則を体験
こんにちは、河村一樹です。
看護師をしながら占いをやっております。
僕は精神科病院に勤務しています。今日はそこでの出来事です。
働き蟻の法則
この法則を知っていますか?
アリの集団を分けたら次のようになります。
よく働くアリ 2割
普通のアリ 6割
働かないアリ 2割
庭でよく見かける蟻。
働き蟻はよく働くと思いがちですが、よく観察すると働かない蟻もいることが分かっています。
そして、この法則は人間社会にも共通しているようです。
看護師不足?
コロナが始まってから、医療現場は人手不足と騒がれていましたが僕がいる鳥取では以外とそんなことはありませんでした。
東京・大阪などの都会と比べると人口も少ないですから、コロナ感染はあまり広がっておらず。
病棟は通常通りといった様子でした。
地方の現状
ここ2年ほどはコロナはニュースの中だけの話。と思っていましてが、ここ最近になって鳥取にもコロナの感染が広がってきたということで、職場を休む人が増えてきました。
自分が感染したという人は少ないのですが、濃厚接触だのなんだのと、病院から休むように言われて休んだりしています。
院長からの指示で少しでも何かあると4、5日の休暇を命じられます。
そんな訳で病棟の勤務者が少なくなっていました。
病院には配置基準がある
余談ですが、病院には人員配置基準があります。
入院患者数に対して看護師の人数が決められています。
患者さんの重症度によっても変わりますが
「患者:看護師」=「7:1」というのが一般的です。
僕がいる精神科病院だと、精神科は比較的病状の変化が少ないので
「患者:看護師」=「15:1」というところもあります。
その日によって勤務者は変動するので、平均するとこのくらいの割合になれば良いということでしょう。
いつもの3分の2
今日は先程話したようにコロナのこともあって、看護師の数がいつもの3分の2ほどしかいませんでした。
師長が前日に「ど〜しよ〜!」と言ってました・・
しかし、終わってみるとなんてことは無かったです。
勤務者が少ないというのは朝のミーティングの時点で分かっていたので、今日は皆が黙って黙々と働いていました。
いつもはあまり動かない人も動き、よく廊下の隅で談笑している光景が今日はありませんでした。
最終的に業務がいつもより1時間ほど早く終わり、時間を持て余しました。
普段どれだけのんびりと仕事しているのかがよく分かります。
これって働き蟻の法則に当てはめると、皆が忙しくなると自覚したお陰で
普通に働くアリが→よく働くアリになって
2割の働かないアリがいなくなったからではないだろうか!?
まとめ
今日は働き蟻の法則を実際に目の前で体験することができ面白かったです。
1人1人の意識が変わることで、仕事の流れが大きる変わってきます。
同じ職場が長くなってくると、なんとなく気持ちも怠けたくなってきますが色んな視点で職場を観察していると、新しい発見があります。
僕がやっている看護と占いは人を診ることが仕事です。
相手をよく観察して、その人にとってより良い方向性を一緒に考えていきたいと思います。