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看護師やってて良かったと思えた瞬間

こんばんは、河村一樹です。
僕は精神科の看護師として働きながら、占いをしております。

今日は看護師やってて良かったと、心底思う出来事がありました。
この喜びを共有できたらと思います。


今から5年ほど前のこと

僕は精神科のなかでも急性期といって精神症状が大きい時期の患者さんが入院されている病棟にいました。

分かりやすく言うと、感情の波が大きく自分ではコントロールが出来ない時期です。

理由もないのにイライラしたり、落ち込んだりして自分を傷つけたりしてしまいます。
頭ではダメだと分かっていても、自分の感情を抑えきれない状態です。


その急性期の病棟に、年は僕よりも少し若いくらいの女性が入退院を繰り返していました。

彼女は当時20代だったので、元気もあり余っていて、些細なことで看護師とよくぶつかっていました。

きっと自分でもどうしていいのか分からない、そんな気持ちを看護師にぶつけるしかなかったのでしょう。

1ヶ月おきに入退院を繰り返しておられました。


あれから早5年

僕は職場を変わったので、その後の彼女を知りませんでしたが

今日スーパーで買い物をしていると、聞いたことのある声がして振り返りました。

そこには旦那さんと仲良さそうに買い物をしている彼女の姿がありました。

風の噂で結婚されたと聞いていましたが、幸せそうな姿が拝見できて嬉しくなりました。

当時は問題ばかり起こして、なかなか大変な患者さんでした。

でも今の幸せそうな姿を見るとそんなことはどうでも良くなります。

看護師やってて良かったと心から思える瞬間でした。

病気に打ち勝ち、幸せを手に入れた彼女の姿を遠目に見ながら

これからも仕事頑張ろうと改めて思いました。


僕が仕事をしている中でやりがいや喜びを感じるのは、どの看護師、占いなど、どの仕事をしても

人に喜んでもらえて、関わった方が幸せになっていかれる姿を見たり聞いたりすることだと改めて感じました。

これからも頑張ります!

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