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15歳で嫁に!昭和を生きたお婆さんの人生とは
15歳で嫁に行く、今の時代では考えられない人生
一昨日、4月21日
89歳の生涯を終えたお婆さん
今まで親戚の家にいっても、お婆さんの生き方を聞いたことはなかった。
今日の葬儀の席でお婆さんの若い頃の話を聞いて、壮絶な人生だったと知る。
今でいう中学を出た15歳の年に隣村へ嫁へ
その後、夫婦でチューリップ栽培、ニワトリを育てて生計を立てたという。
4人の子供を育て終え
50歳からは病魔に襲われて入退院を繰り返す日々
晩年は週3回の透析に通い、入院をしている日が多くなっていったという。
家族は
「お婆さんの幸せな時はいつだったのだろう‥」
としみじみ語っていた。
話を聞けば本当に苦労の絶えない人生だったように思える。
しかし、僕が知っているお婆さんは家に行くといつもニコニコしていた記憶がある。
「かずくん、よう来たな〜」と笑顔で迎えてくれていた。
苦しい時の顔を知らないからかも知れないが、とても穏やかな人だったように思う。
人の人生とは何が幸せで、何が不幸せなのか分からない。
ただ僕が見た最期のお婆さんの顔は、とても優しい顔をしていた。