横槍を入れても良いときとダメな時の違い
自分の意見を聞いてもらうには、まず相手の話を最後まで聞くことが大切。でも中には話の途中で横槍を入れてくる人がいます。
その横槍もタイミングによっては良いときもあれば、悪いときもあります。
この流れでちょうど今日モヤッとしたことがありました。
ナースは申し送りが大切
僕は精神科病棟で看護師として勤務しています。病棟には入院患者さんがいるので24時間、職員が常に病棟にはいるようになっています。
自分の勤務時間が終わると必ず「申し送り」といって、患者さんの状態を次の勤務者に伝えます。
この申し送りは日勤から夜勤に、夜勤から日勤にといった感じで15~30分くらいの時間で行われています。
ちょうど今日、僕は夜勤明けで日勤の方々に申し送りをしてきました。
その時にちょっとしたことがありました。
急に槍が飛んできた
僕が勤務している病棟は60名ほどの患者さんが入院しているので、ひとりずつ状態を紙にまとめてから申し送りで10人ほどの日勤者に話します。
ちょうど話し始めて10分くらいの頃、聞いていたうちの1人が突然に話を始められました。
A「あっ!それは、〇〇だよ」
僕が話した昨日の内容と事実に相違があり、御指摘を頂きました。
僕「はい、〇〇ということでした。すいません」
とここまでは良かったのですが、続けてAさんは
A「だから私は〇〇したほうがいいと思うけど、ダメかな?」
・・・
申し送りも終わらぬうちに、Aさんは自分の意見を話され始めたのでした・・
その時、僕の心情はというと
(待て待て!まだ半分以上話が終わってないのだが・・)
(その話はあとでやってもらえないかな・・)
というものでした。
ただ、その方が大先輩だということもあり黙って聞いておりましたが、だんだん腹が立ってきました。
Aさんの話は長く、まとまらなかったので僕は
「ハイッ!!では次の〇〇さんは・・」
と遮るように、残り半分の患者さんの様子を話し始めました。
反省と気付き
ついつい夜勤明けの申し送りは寝てないこともあり、結構テンションが高くてちょっとしたことでイラッとしてしまうんですよね。
そんな自分に仕事が終わってから1人反省会しました。
ただ今回のことで気付いたことがありました。
指摘や訂正であれば、話の途中に全然入っても良い。
話している内容に間違いがあれば早く訂正しておくほうが良い。
しかし、自分の意見を言う場合はいま話している人の話が終わってからでないと誰にも聞いてもらえない。
なんとなく空気の読めない人みたいになってしまう。
ということでした。
ドラマの会議シーンで「ちょっと待ったーー!!」と言っているのを見ますが、あれはよほど自分の意見に、自信と根拠がなければ出来ないことだと思いました。
まとめ
なんだか今日は愚痴をみたいになり、ここまで書いて反省しております。
どこの職場にも話に横槍を入れる人がいらっしゃるのかなと思いますが、話に割って入るなら内容とタイミングを考えないと、相手に不快な思いをさせてしまうことがあります。
人のふり見て・・ではないけど僕も相手の立場も考えて話せる人になろうという気持ちで今日の記事を書かせて頂きました。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。