大人になってやらなくなったこと
こんばんは、一樹です。
今日は朝から大雨でした。僕は夜勤だったので朝9時まで仕事だったのですが、前日にチャリンコで職場に来ていたので窓の外をみて呆然としていました。
前日、出勤の時はよく晴れていたので合羽など持たずに来ていました。
職場から家までチャリンコで30分かかるので、ずぶ濡れ確定です。
(天気予報を見ればよかった・・)
妻が家にいたので迎えに来てもらうことも考えたのですが、また後日にチャリンコは取りに来ないといけない事を考えたら、意を決して濡れながら帰ることにしました。
鞄だけは濡れないように職場から大きなゴミ袋をもらってカバーして、体は確実に濡れるので上着を脱ぎTシャツになって、どしゃぶりの雨の中へ飛び出しました。
最初は「うおぉー冷てー」と独り言をいっていましたが。
10分もすれば慣れてきて、とにかく早く帰ろうと必死にチャリンコを漕ぎ続けました。
このとき必死に息を切らして漕いでいて、ふと思ったことがあります。
それは
「あ、なんか・・懐かしいな・・」
学生の頃のことを思い出していました。
僕は中学、高校と自宅から5キロほどの道のりを毎日チャリンコで通っていました。
親は仕事でほとんど家にいなかったので、雨の日も雪の日も学校までチャリで通っていました。
バスの通っていたのですが、バスは学校までは行かなかったので結局歩くことになるならチャリンコの方が早いと傘をさしてチャリンコに乗り通学していました。
中学の2年からは夜に空手教室に通い始めたのですが、自分がやりたいと言って始めたことだったので親に送ってと頼むのはまれでした。
空手は夜7時に始まって10時頃まで練習し、辺りは暗くなっていますが当時はチャリンコでの移動が自分の全てだったので、暗い夜道もライトを灯して当たり前にように走っていました。
今日、仕事の帰りにそんな当時のことを思い出しながら、大人になって車という便利な乗り物を使うようになってから「ずいぶん根性なくなったなー」と反省しました。
歩いて2、3分のコンビニでも雨が少しでも降ったら車で行く。むしろ晴れていても車を使っています。
おかげで最近は運動不足になっていました。
人は便利なものを知り、楽な方法を知ると
「健康のためには歩いた方が良い」
と分かってはいても、つい楽なほうに流されてなかなか出来ないものです。
今日は雨でずぶ濡れにはなったけど、たとえ大変でも妻に迎えを頼まずに自分でなんとかする。と雨の中に飛び出したことで若き日の「自分で考え、なんとかする!」という真っ直ぐな気持ちを思い出すことが出来ました。
なので帰り道は雨に濡れて寒かったけど、意外と楽しくニタニタしてた気がする。
36歳になって、大雨のなかを笑みを浮かべながらチャリンコに乗る日がこようとは思ってもいなかったです。
大人になってからは絶対やらないようなことをたまに体験すると結構面白いですよ!
皆様も雨の日にチャリンコに乗れとは言いませんので、
「昔は当たり前にやっていたのに、今はまったくやっていないこと」
をして見られると新しい発見がありますよ。
今日は素敵な体験をさせてくれた雨に感謝です。
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