「もっと遊びたい!」 言う事聞いてくれない時ほど否定はNG!
こんにちは、一人(カズヒト)です。
”叱らない子育て”実践編②として、書いてみたいと思います。
お子さんが言うこときいてくれない時、イライラしたり困ったりする事って、結構ありますよね?
例えば、公園で遊んでいて、夕飯の時間だから帰ろうと、「〇〇ちゃん、そろそろお家に帰ろうか!?」と声をかけた時なんか、100%「やだやだ、まだ遊びたい」と返ってくるわけです。
今日は、いう事を聞いてくれない時の対応方法の提案です!
「ダメ」と否定されると もっと”やりたくなる”
先の公園から帰る時の例で、「帰ろうか」の促しに、「やだ!」と返ってきて、つい言ってしまいがちのなのが、”ダメ”という一言。
「ダメ!もう帰る時間だよ」
これって、確かにタイムリミット来ていると当たり前に言いたくなってしまうのですが、”ダメ”と否定する事で、子供の反応は「やだやだ、もっと遊びたいの」と足をバタバタ、目に涙となったりする訳です。
そもそも、公園から帰る時間というのは、親が決めていることであって(親の都合)、子供にとっては「帰らなきゃ!」という理由も根拠もない訳ですから、親の「ダメ!」という否定自体を受け入れられないんですよね。なんなら、子供なりに、ちょっと”意地になってる”のかも・・・。
そこで、最近、僕が取り入れている言い方を2つご紹介します。
1)まず共感!「分かる、もっと遊びたいよねぇ」
この”共感”を一ついれるか入れないかで、子供の反応って全然違うものになります。前述したように「ダメ」といったり、「でもね」の様に否定から入ると、子供は必至になって希望を訴えます。また、またその反応を見て、親であるこちら側もイライラしてしまったりするんですね。
逆に”共感”をすることで、子供は「気持ちはわかってくれた」と直感的に安心はしてくれる様で、そこから続く親の言葉にも、耳を傾けてくれ易くなります。
2)おまけをつける!「よし、じゃぁ、あと1回する?」
「もっと遊びたい!」に共感した後は、理由を伝える事と、おまけの提案をすると、納得してくれ易くなります。例えば、
「すべり台、もう一回滑ってからにしようか?」
「ブランコ、あと”5”数えて終わりにする?」
など、おまけを提案すること。
「帰る」「帰らない」の選択から、「帰る」「もうちょっと遊ぶ」の選択に切り替わってるので、ハードルが少し下がるイメージですね。
さらに "選ばせてあげる"と効果的!
先程の”おまけの提案”を受け入れ、約束の”すべり台もう一回”を終えた際、時々起こるのが、「やっぱりもっと遊びたい!」というもの。
でも、"もう帰らないきゃ"という状況は変わならちので、「やっぱりもっと」は親としても受入れらません。この、「やっぱりもっと」を少しでも回避しやすくするため、”おまけの提案”も言い方を工夫すると効果的です。
例えば、
「もう帰らなきゃだから、もう1回だけやってから帰る?すぐ帰る?」
「ブランコあと”3”数えたら帰る?”5”数えたら帰る?」
子供の意思を尊重する事になる為、より”帰る”が前提になった上での選択になります。こうする事で、子供の納得感を上げることが出来ると思います。
また、公園の例で言えば、帰り始めながら「楽しかったね!また来ようね!」と、楽しかった事の振り返りをしてあげる事で、”イヤイヤ帰らされる”といったネガティブな感情を払拭できそうです。
これは、我が家での娘との会話を通しての体験なので、全てのお子さんに適応できる方法とまで言い切れません。
それでも、言う事を聴いてくれる様、ハードルを少し下げられると思いますので、ぜひ試していただきたいと思います。
どなたかの参考になれば、嬉しいです。
※参考まで 「”叱らない子育て①”「早くして!」は禁句」も読んで頂けると嬉しいです。