大学生におすすめしない＆やめた方がいいバイト10選！
大学生活は、学業と社会経験を積むための重要な時期です。
多くの学生がアルバイトを通じて経済的自立や実社会での経験を得ようとしますが、すべてのバイトが大学生に適しているわけではありません。
本記事では大学生におすすめできない、あるいはやめた方がいいバイトを10個詳しく紹介します。
大学生におすすめしない＆やめた方がいいバイト10選
大学生活を充実させるためには、アルバイト選びも重要です。
高収入や柔軟なシフトに惹かれがちですが学業や健康、将来のキャリアに悪影響を及ぼすバイトも少なくありません。
ここでは一見魅力的に見えても、実は大学生にとってリスクの高い10種類のバイトを紹介します。
引っ越し作業員
引っ越し作業員のバイトは高時給が魅力ですが、大学生にはリスクが高いです。
重い荷物を扱う肉体労働のため怪我の可能性が高く、体力を著しく消耗します。
その結果、学業に集中する余力がなくなり授業での居眠りや課題の遅れにつながる可能性が。
また繁忙期が週末や長期休暇に集中するため、貴重な自由時間を犠牲にしなければならないことも多いです。
長期的に見ても継続的な重労働は健康に悪影響を及ぼす可能性があるため、大学生にはおすすめできません。
警備員
警備員のバイトは、不規則な勤務体系が最大の問題。
深夜勤務や長時間の立ち仕事により生活リズムが大きく乱れ、授業への集中力低下や欠席の増加につながります。
また長時間の立ち仕事は身体的疲労を引き起こし足の痛み、むくみなどの症状が出やすくなります。
さらに、時として事故や犯罪などの緊急事態への対応が求められるため、精神的ストレスも高くなるでしょう。
パチンコ店
パチンコ店でのバイトは、健康面でのリスクが高いです。
店内は常にたばこの煙に満ちており、受動喫煙の危険にさらされます。
また深刻な問題として、ギャンブル依存症のリスクがあります。
若いうちにギャンブルに触れることで、依存症に陥る可能性が高まるとも言われています。
加えて不規則な勤務時間により生活リズムが乱れ、学業に支障をきたす可能性が。
将来の就職活動の際にも、このバイト経験がマイナスに作用する可能性が否めないため、避けた方が賢明です。
工場のライン作業
工場でのライン作業は、単調な作業の繰り返しによる精神的疲労が最大の問題。
多くの工場が長時間稼働しているためシフト制による不規則な生活リズムを強いられ、学業との両立が困難になります。
さらに長時間の立ち仕事や同じ姿勢の維持は、腰痛や肩こりなどの身体的問題を引き起こす可能性も。
加えて、機械や化学物質を扱う環境での事故リスクも考慮する必要があるでしょう。
将来のキャリアにも直接役立つ経験が少ないため、大学生にはおすすめできません。
コールセンター
コールセンターのバイトは、顧客からのクレーム対応や難しい質問への即答を求められることが多く、精神的プレッシャーが大きいです。
また厳しいノルマや成果主義により常に高いプレッシャーの下で働くことになり、学業との両立が困難になる可能性があります。
長時間のデスクワークによる身体的な問題も無視できません。
さらに不規則なシフトや夜間勤務により生活リズムが乱れ、授業への出席や学習時間の確保が難しくなります。
大学で学ぶ専門知識やスキルを活かす機会も限られているため、大学生にはおすすめできないバイトの1つです。
深夜営業の飲食店
深夜営業の飲食店でのバイトは、深夜までの勤務により睡眠時間が大幅に削られ、昼間の授業への集中力低下や学業成績の悪化につながります。
また酔ったお客様への対応は、高いストレスを伴うでしょう。
さらに不規則な食事時間により、健康的な食生活の維持が困難になり栄養バランスの乱れや体重増加などの問題を引き起こす可能性があります。
深夜の帰宅による安全面のリスクも考慮する必要があり、総合的に見て大学生にはおすすめできないバイトです。
電話営業バイト
電話営業のバイトは、極めて高い精神的ストレスが問題です。
断られることが非常に多く、連続的な拒絶は自尊心や自信を大きく損なう可能性があります。
また厳しいノルマのプレッシャーもるでしょう。
さらに、この仕事で得られるスキルは限定的で、将来のキャリアにつながる経験はあまりないかもしれません。
大学時代は、より幅広いスキルや知識を身につける貴重な期間であるため電話営業のバイトはおすすめできません。
清掃員バイト
清掃員のバイトは早朝や深夜の時間帯が多く、生活リズムを大きく崩す可能性があります。
これにより、授業への集中力低下や欠席の増加につながる恐れがあります。
また掃除機やモップを使用する長時間の肉体労働は、腰痛や筋肉痛などの身体的な問題を引き起こす可能性も。
さらに掃除に伴って化学洗剤を頻繁に使用するため、アレルギー反応や皮膚トラブルのリスクもあります。
加えてこの仕事は単調で大学で学ぶスキルを活かしたり、将来のキャリアに直接役立つ経験を得たりする機会が限られているかもしれません。
リゾートバイト
リゾートバイトは一見魅力的に見えますが、大学生にとっては問題が多いです。
長期間の拘束時間や遠方での勤務により、学業との両立が非常に困難になります。
また慣れない環境での生活はストレスが高く、心身の疲労につながりやすいです。
さらに契約条件や労働環境が不透明な場合もあり、トラブルに巻き込まれるリスクも。
宿泊施設や食事が提供されるとはいえ予想外の出費や、劣悪な生活環境に直面する可能性もあり得るでしょう。
休暇中の貴重な時間を、より有意義な活動や自己成長の機会にあてる方が賢明です。
ガソリンスタンド
ガソリンスタンドのバイトは、屋外作業が多いため天候に左右されやすく、極端な暑さや寒さにさらされることで体調を崩しやすいです。
また、早朝や深夜のシフトがあることも多く生活リズムが乱れやすいでしょう。
加えて現代のガソリンスタンドは、セルフのところが多くなってきています。
そのためガソリンスタンドのバイトは、お客がセルフで注油しているのを見守ったり、お客から分からないことを聞かれて答えたりと、単調な仕事内容なのが実情です。
大学生におすすめしない＆やめた方がいいバイトの特徴とは
大学生におすすめしないバイトはいくつかありますが、個人の価値観や状況によっても大きく異なるため一概には言えません。
ですがここでは、大学生におすすめしないバイトの特徴とそれぞれの理由を詳しく説明するので、参考にしてみてください。
シフトの融通がきかない
大学生は勉強やサークル活動、アルバイトなど様々なことに挑戦したい時期です。
しかしシフトの融通がきかないバイトだと予定に合わせて働くことが難しく、学業や他の活動に支障が出る可能性があります。
特にテスト前や就職活動期間は、自由に時間が使えることが重要です。
シフトの融通がきかないバイトはこうした時期に働きづらく、結果的に勉強や就職活動に悪影響を及ぼす可能性があるでしょう。
長時間労働で体力的にきつい
大学生にとって、体力的にきついバイトは避けたいもの。
長時間労働で睡眠不足になると集中力が低下したり、体調を崩したりする可能性があります。
また、肉体的にきつい仕事は、ケガや病気を引き起こすリスクもあります。
特に夜勤や早朝勤務のあるバイトは生活リズムが乱れやすく、健康面で問題が生じる可能性があるでしょう。
時給が低い
時間をかけて働くのに対して、時給が低いバイトは避けたいものですよね。
大学生にとって、アルバイトは貴重な収入源。
時給が低いと生活費を稼ぐために長時間労働しなければならなくなり、学業や他の活動に時間を割くことが難しくなります。
またモチベーションも下がりやすく、仕事への意欲が低下する可能性もあるでしょう。
職場の人間関係が悪いor悪そう
人間関係が悪い職場は、精神的なストレスが大きくなります。
上司や先輩からパワハラを受けたり、同僚とうまくコミュニケーションが取れなかったりすると、仕事に行くのが辛くなり心身を消耗します。
また人間関係が悪い職場はモチベーションも下がりやすく、仕事のパフォーマンスにも悪影響を及ぼす可能性があるでしょう。
違法行為に関わっている
違法行為に関わるバイトは、絶対に避けなければなりません。
万が一、逮捕されたり罪に問われたりすると、学業や将来の就職に大きな影響を与える可能性があります。
また違法行為に関わるバイトは、社会的な信用を失うことにもつながりかねません。
逆に大学生におすすめのバイト10選
おすすめしないバイトを把握したところで、「じゃあ、おすすめのバイトはどんなの？」と気になった人は多いでしょう。
ここでは大学生におすすめのバイトを10選を紹介します。
カフェ
カフェのバイトは接客やコミュニケーションスキルを身につけられるだけでなく、ちょっとしたまかないとして、ドリンクやスイーツを無料で楽しめる機会があるかもしれません。
また、シフトの融通が利きやすいので学業との両立もしやすいでしょう。
ファミレス
ファミレスのバイトは接客や調理、ホールワークなど様々な業務を経験することができます。
また比較的時給が高く、安定した収入を得ることができます。
書店
書店のバイトは、本好きの方に特におすすめ。
本の整理や接客、イベントの企画など様々な業務を経験することができます。
また、読書好きな仲間と出会えるのも魅力です。
塾講師
塾講師は家庭教師と同様に学力を活かせるバイトです。
90分単位で指導ができるので、例えば夕方と夜に1コマずつ教えることも可能。
大学の授業との両立がしやすく多くの大学生が働いているため、塾側も大学生活を考慮してくれやすい環境です。
イベントスタッフ
イベントスタッフのバイトは様々なイベントに携わることができ、新しい人と出会うことができます。
また、非日常的な経験をすることも魅力の1つでしょう。
翻訳
外国語が得意な方におすすめなのが、翻訳のバイト。
在宅でできるものも多く、学業と両立がしやすいです。
また、翻訳スキルを同時に身につけられるのも魅力です。
ライティング
文章を書くのが得意な方におすすめなのが、ライティングのバイトです。
在宅でできるもがほとんどなので、学業と両立がしやすいでしょう。
デザイン
デザインが得意な方におすすめなのが、デザインのバイト。
こちらも翻訳やライティング同様、在宅でできるものも多いです。
美大生なんかに、特におすすめしたいバイトです。
家庭教師
家庭教師は高時給で、1日1〜2時間程度の短時間勤務でもまとまった収入を得られます。
時給は1,500円以上設定されていることが多く、効率的に稼げるバイトです。
また、生徒の成長を感じられるためやりがいも感じやすいかもしれませんね。
アパレル販売員
ファッションに興味がある学生に人気で、接客や販売スキルが磨けます。
シフトの融通が利きやすく、学業との両立がしやすいのが特徴です。
仕事しながら大好きなファッションに触れられるので、服が好きな人にはもってこいのバイトでしょう。
大学生におすすめするバイトの特徴とは？
おすすめしないバイト→おすすめしないバイトの特徴→おすすめするバイトときたら、「おすすめするバイトの特徴」も知りたいですよね。
その要望に応えて、ここではおすすめするバイトの特徴を解説していきます。
自分の興味やスキルを活かせる
せっかくアルバイトをするなら自分の興味やスキルを活かせる仕事を選ぶと、より楽しく充実した時間を過ごすことができます。
例えば、以下のようなアルバイトが挙げられます。
人と接したい：カフェ、居酒屋、イベントスタッフ
体を動かしたい：引っ越し、スポーツ施設
人と話したい：コールセンター、販売、塾講師
パソコンが得意：データ入力、Web制作、プログラミング
語学が得意：翻訳、英会話スクール、ホテル
学業との両立がしやすい
大学生にとって、やはり学業が最優先。
そのためシフトの融通が利いたり、夜勤や早朝勤務が少ないアルバイトを選ぶことが大切です。
また在宅バイトも近年増えているので、バイトを始める際には候補の1つにしておくのも良いでしょう。
将来役に立つ経験ができる
アルバイトはお金を稼ぐだけでなく、将来役に立つ経験を積む場でもあります。
例えば、以下のような経験が挙げられます。
接客スキル：販売、飲食、ホテル
コミュニケーション能力：コールセンター、営業、塾講師
マネジメント能力：事務
シフトの柔軟性がある
大学生にとって最も重要な点は、言わずもがな学業との両立です。
コンビニ、居酒屋、スーパーなどは比較的シフトの調整がしやすいバイトです。
特に人数が多い職場や営業時間が長い職場では、より柔軟なシフト調整が可能でしょう。
高時給
家庭教師、塾講師などは大学生の学力を活かせる仕事で、時給も比較的高めです。
例えば家庭教師の場合、時給1,500円以上に設定されていることもあるため、1日1〜2時間の勤務で効率的に稼げるでしょう。
通いやすさ
自宅や大学から通いやすい場所にあるバイトを選ぶことで、時間を効率的に使えます。
大学近くのアルバイト先では同じ大学の学生と一緒に働ける可能性もあり、新たな人間関係を築けるかもしれません。
福利厚生が手厚い
一人暮らしの学生にとっては、まかないがあるバイトも魅力的です。
食費の節約にもつながるので、イイこと尽くめでしょう。
大学生が絶対にやってはいけないバイト
絶対にやってはいけないバイトと断言することは難しいですが、危険であったり、違法であったり、心身に悪影響を与えたりする可能性が高いバイトは避けるべきです。
具体的には、以下のようなバイトに注意が必要です。
長時間労働・違法な労働条件のバイト
長時間労働は心身の健康を害し、過労死などのリスクを高めます。
また最低賃金以下での支払いなど、違法な労働条件のバイトは労働基準法違反であるため、絶対に手を出さないようにしましょう。
危険な作業を伴うバイト
建設現場での作業や高所での作業など危険な作業を伴うバイトは、命に関わり事故につながる可能性があります。
十分な安全対策が講じられていない場合は、絶対に避けましょう。
違法な物品の販売や運搬
薬物や銃器などの違法な物品の販売や運搬は、逮捕される可能性があります。
将来に悪影響しか及ぼさないので、くれぐれも「やってみよう」と安易な考えには陥らないようにしましょう。
反社会的な活動に関わるバイト
暴力団の資金源となるようなバイトや風俗店の違法営業に関わるバイトなどは、反社会的な活動に関わることになります。
社会的な信用を失うだけでなく、命の危険にさらされる可能性もあるでしょう。
バイト選びの失敗を避けるために！好条件バイトを探すためのポイント
本記事ではおすすめしないバイトや、逆におすすめするバイトを紹介してきました。
最後に「バイト選びを失敗したくない！」という人のために、好条件バイトを探すちょっとしたコツを伝授しちゃいます！
自分に合った条件を明確にする
好条件バイトを見つけるためには、まず自分がどのようなバイトを求めているのかを明確にすることが重要。
以下の点を参考に、具体的な条件を書き出してみましょう。
場所：自宅からの距離、アクセス方法
勤務時間：曜日、時間帯、拘束時間
時給：最低限必要な金額、希望する金額
仕事内容：興味のある分野、避けたい仕事
休日：週に何日欲しいか、希望する曜日
その他： 福利厚生、人間関係
複数の求人情報サイトを利用する
ひとつの求人情報サイトだけを利用するのではなく複数のサイトを利用することで、より多くの求人情報を見つけることができます。
ある求人サイトに載っていなかったバイトが、違う求人サイトに掲載されていた、なんてことはざらにあります。
また求人情報サイトによっては条件を絞り込んで検索できる機能があるので、上手く活用しましょう。
口コミをチェックする
実際に働いている人の口コミをチェックすることで、そのバイトの雰囲気や実情を知ることができます。
求人情報サイトやSNSなどで、口コミを探してみるのも良いかもしれません。
焦らずじっくり探す
好条件バイトを見つけるためには、焦らずじっくり探すことが大切。
希望に合わないバイトにすぐに応募してしまうのではなく、時間をかけて自分に合ったバイトを見つけましょう。
まとめ｜複数の求人情報をチェックして自分に合ったバイトを選ぼう！
本記事では、おすすめしないバイトや逆におすすめのバイト、そしてバイト選びのポイントを紹介しました。
自分にマッチしたバイトを見つけるためには複数の求人情報サイトを活用し、幅広い選択肢の中から比較検討することが大切。
また自分の興味や将来のキャリアプランに合致するか、学業との両立が可能か、労働条件は適切かなど、多角的な視点で探すことが重要です。
焦らずじっくりと探し、自分の本領が発揮できるドンピシャなバイトを見つけ出せることを願っています。