#TOEIC公式みんなで模擬受験 をリアルタイム受験しました!
3月以降に予定されていたTOEIC Listening & Reading testは未だ中止となっています。
そして今日、6月28日も第251回TOEIC L&R公開テストの日でしたが中止。
代わりに、TOEIC公式からYouTubeにて、「#TOEIC公式みんなで模擬受験」という自宅でも体験できる機会が設けられました。
試験問題は日本では未発表で「模擬」とされていますが、実際には昨年韓国で実施された問題と同じとのことです。普段行われているTOEIC L&Rの問題を受けることができます。
リアルタイムでは受けられなかったけど、受けてみたい!という方のために、簡単に手順を説明します。
1. 「#TOEIC公式みんなで模擬受験」を受験するまで
TOEIC公式サイトから問題冊子と解答用紙を事前にダウンロードできるようになっています。
本番と同様の環境で受験を考えている方は、問題冊子と解答用紙をプリントアウトしましょう。マークするための鉛筆、消しゴム等も忘れずに。
リスニング音声はYouTube動画から流れますので、YouTubeが見られる端末を準備してください。以下の動画になります。
リスニングが終わるとリーディングに入りますが、YouTube動画にはタイマーが表示されるので、引き続き動画を流したまま、試験を受けるとよいでしょう。
リスニングが終わったら動画を切って集中したいという方は時間管理が必要になりますので、時計を用意するかストップウォッチを用意しましょう。リーディングセクションの時間制限は75分です。
詳細はこちら↓
2. 受験後の答え合わせと見直し
解答を確認する別の動画が用意されています↓
学習アドバイス動画がありますが、残念ながら一つひとつの問題の解説や日本語訳等はありません。
しかし、今までのTOEIC公開テストと違うところは、
☑️手元に問題が残っている
☑️YouTube動画にリスニング音声のスクリプトを表示することができる
という利点があります。
まず、手元に問題があるというのは大きなメリットです。昨年の韓国で使われた、公式にリリースされている問題が手元に残るというのは初めてのことだと思います。
リーディングセクションでは、わからなかったところを辞書など引いてチェックし、何回も解き直したりわからないところを誰かに聞いたりすることができます。
これが普段の受験だと、そもそも問題が手元に残らないため、解いたときの記憶を辿って気になる問題の気になる表現を試験後にチェックすることしかできませんでした。
さらに、リスニングセクションにおいては、YouTubeの字幕自動生成をオンにすると、動画の下部に音声の書き起こしが白字で表示されます。
100%正確なものではありませんが、TOEICのスピードの音声であれば固有名詞以外はほとんど正確に再現されるのではないかと思います。是非試してみてください。
以上で、受験準備から受験、受験後の活用の仕方の説明を終わります。
3. 受験結果と感想など
リアルタイムで受験しました。
受験環境は、デスクトップPC(iMac)の画面左側にダウンロードした問題冊子(PDF)、画面右側にYouTube動画、iMacの音声です(ヘッドフォンは使いませんでした)。
解答用紙として、ダウンロードしておいた解答用紙(PDF)をiPadのGoodNotes5というアプリに入れ、Apple Pencilでマークというふうにしました。
本番と同じ環境を作らなかった理由は、昨日夜にリアルタイムで受験することを決めて、それからプリントアウトするのは時間がもったいないと思ったこと、ただ久しぶりにTOEIC公式の問題を解くことが目的だったためです。
回線が止まることもなく、特に不自由を感じず最後まで予定通り受験することができました。
さて、結果です。
Listening 98/100
Reading 96/100
解いている途中で「わりと簡単かも」と感じたのですが、ケアレスミスも含めて間違えてしまいました。リスニングのimply問題がやや苦手ということがわかりました。あと、Part2の22番(たしか)で、なぜあの解答になるのか不思議に感じます。Part2は意外と難しい...
時間は7分3秒余りました。
TOEICの最後の受験が2016年で、今年1回は受験したいなと思っていたところだったので、9月に受験しようと考えています。
無料でTOEICの問題が受けられるのはありがたいことです。是非、腕試しに受けてみるとよいと思います。
なお、YouTube動画は8月31日までの限定公開だそうです。
2時間まとめて受ける時間を確保できないという方は、各パートごとなどキリがいいところで中断させながら、トータルで2時間をかけて受験するというやり方でもよいと思います。
お読みいただきありがとうございました!
photo : F1 Digitals from Pixabay