読書2 「あの日、選ばれなかった君へ」
Instagramで目にして、タイトルにひかれて即購入しました。
届くのを楽しみにしていたんですが、届いてからもなかなか読み始められませんでした。
このタイトルを見て、選ばれなかった出来事を思い出して、気が重くなっていました。
そんな時、くりえいたーのRYO(りょう)さんがこの本の事を記事にされていて、思わずコメントしまして……
そのコメントに丁寧に返答を下さって、読もう!と思えました。
ありがとうございます。
本を出版するような方でも、選ばれないことが何度もあるんだと思いましたし、自分も選ばれなかったことは、1度ではないことを思い出した。
あまり考えたことがなかったが、振り返って見ると、選ばれなかったことに絶望を感じたのは、高校受験の不合格通知が届いたときだけでした。
それ以降の、選ばれなかったときは、傷つかないように「本気だしてなかったし。」「別にどっちでも良かったし。」等自分に言い訳をして、ごまかして自分を守っていました。
作者の阿部広太郎さんは、「選ばれなかったときは、新しい自分に生まれ変われるきっかけ」と仰っています。
私は自分の心を守る気持ちが強すぎて、生まれ変わるチャンスを逃していたんですね。
もっと向き合っていれば、今よりましな人になれていたかもしれないと思うと、かなり残念なことをしていました。
選ばれないことは辛いことですが、阿部さんのように考えたら、悪いものでもないんだと気がつきました。
何度も読み返したい本と出会えました。