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2024年12月2日「母は偉大」
少し前から、我が家の台所のシンクの水の流れが悪くなっておりまして、少し水を使っただけですぐに溢れてしまっていました。
最初は排水溝のネットのせいだと思い、いつもと違うものを使ってみましたが変わらずでした。
YouTubeやネットで調べていると、油が固まってつまっているかもしれないと思えてきたので、業者を呼ぶ前にやってみることを試してみました。
その方法は、排水溝を塞いで50℃のお湯をためて、ある程度たまったら、一気に流すというものでした。
早速やってみましたが、あまり変化はありませんでした。
2回ほど行ったところで、懐中電灯をあてて排水溝をみてみると、排水パイプの回りに油の固まりと汚れがへばりついていました。
やつが原因のようです。
割り箸でさわってみましたが、全くとれないためパイプにはよくないと言われていますが、熱湯を流して溶かしていこうと思いお湯が沸くのYouTubeをみながら待つことにしました。
そろそろかと思って、台所に行くと母が廃棄しようとまとめていた、パイプで排水溝をつついていました。
あまりやりすぎると、蛇腹部分を破ってしまうので、やめるように言いましたが、言うことをききません。
その努力もむなしく、少しは流れていたものが、完全に止まってしまいました。
正直お湯でダメなら、諦めて翌日に管理会社に連絡して、業者を教えてもらおうと思っていました。
母は放置して自室に戻ってしまいました。
時刻は22時で母は、寝る時間なので(笑)。
さて、キッチンが使えないので、何とかしなければなりません。
しかし、翌日は初出勤の日ですので、いつまでもやってられません。
流れないので、お湯やパイプクリーナのようなものは使えません。
他に調べますと、ペットボトルがラバーカップ(トイレがつまったときに使うやつです)の変わりになるというものを見つけました。
動画では「い・ろ・は・す」のように柔らかいペットボトルと使っていましたが、うちにはないのでコーヒーのペットボトルを使ってみました。
悲しいことに、全く改善されませんでした(笑)。
時刻は0時となりましたので、さすがに諦めて睡眠をとることにしました。
なんとか、朝ごはんを用意して、母もお弁当を作ってくれました。
家をでるときに、母に管理会社に連絡を頼みましたが、出掛ける用事があるとのことで、私が対応することになりました。
休憩のときに電話をしようと思ったのですが、電話番号を登録していなくてできませんでした。
経験上母に仕事終わりに連絡をしても、おそらく電話にもLINEにも気がつかない可能性が高いので、急いで帰宅して道具をホームセンターに買いに行くことにしました。
帰宅すると台所のシンクが、元通り使えるようになっていました。
話を聞くと、ホームセンターで道具を購入して、自力で解決したとのことでした。
恐るべし母です(笑)。
最近の母は、すぐに私になんでも頼んできますが、記憶をたどれば若い頃は、一人でなんでもできてしまう人でした。
父があてにならないというか、便りにならない人なので、大工仕事以外は家電の接続や簡単な修理などは、母がやっていました。
少し昔の母に戻ったようで、とても頼もしく母は偉大だと思ってしまいました(笑)。
しかし、排水は定期的にメンテナンスをしっかりしようと、母娘で反省しました。
母は「ちゃんとパイプマンやってるけどなぁ」と行言っておりました……。
キッチン用のパイプマンのようなものがあるようなので、Amazonで買っておこうと思います。
台所のシンクが使えない不便さを、身に沁みて感じた出来事でした。
皆さんもお気を付けくださいませ。