色褪せない言葉
先日インスタグラムをぼーっと見ていたら、豊田章男氏の「トヨタ春交渉2020話し合い」の動画が出てきて見入ってしまいました。
ボスとリーダーの違い
ボスは私という、リーダーはわれわれという
ボスは失敗の責任を追わせる、リーダーは黙って失敗を処理する
ボスはやり方を胸に秘める、リーダーはやり方を教える
ボスは仕事を苦役にかえる、リーダーは仕事をゲームに変える
ボスはやれという、リーダーはやろうと言う
「本日皆さんから多くの仲間がやめていること、辞めた後いきいきしていると聞いて、経営トップとして大反省しなければならないと思いました。」と、イギリスの百貨店のトップの言葉を引用して発言されていました。
誰もが知る大きな会社の経営トップが、部下の言葉を聞いて反省の言葉を発信することに衝撃を受けました。
また、豊田章男氏の言葉から、原文を探してみると、イギリスの百貨店王と言われた、H・ゴードン・セルフリッジ氏の言葉を見つけました。
豊田章男氏は上記の言葉を一部抜粋して、発信していました。
初めて知った言葉ですが、なんとこの言葉は100年ほど前に発言されたものだそうです。
100年も前の言葉とは思えませんよね。
今まで出会った上司を思い出していくと、自分がついていきたいと思う上司は、リーダーの要素が多いように感じました。(自分はボスよりだったのではと反省ですが……)
はじめは、リーダーになりたいと思い働いていくのに、立場が上がるほど、気がつけばボスになってしまうのではないでしょうか。
そうならないために、定期的に自分の言動を振り返りるためには、とても良い言葉なのだと思います。
100年も前の人の言葉が、今見ても色褪せることなく、考えさせられるということは、人はあまり変わっていないし、同じことで躓いているんだ思うと、悩んでいることは間違えではなく、成長過程だと思えて安心している自分がいます。
こういう、素敵な言葉に出会える場所でもあるSNSも、悪いものではないですよね。
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