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憂し(切ない)
新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくおねがいします。
皆さんは、楽しいお正月を満喫されていることと思います。
私も珍しく主任のはからいで、久しぶりに元旦がお休みになりました。
お正月を満喫するために、12月30日・31日の夜勤で何も起こらないように、最新の注意を払って勤務しました。
就寝介助後に、30日に病院を退院して施設に戻って来られた方が、環境が変わったためか、混乱している様子でしきりにナースコールを押されていました。
以前とは違い辻褄の合わない話を繰り返され、それを聞きながら何を訴えたいのかを探りました。
20時ごろのコールで訪室したときに、先ほどと違い激しく発汗していました。
血圧などを測定すると、頻脈(脈が早くなっている)と発熱を血中酸素濃度がやや低下していました。
看護師に報告して、看護婦から医師に連絡しおくすりを服用し、心配しましたが程なく解熱しよく休まれひとまず安心しました。
その後にクリスマス会で作った吊り飾りを、完成させて天井に飾りました。
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一つ飾るごとに椅子の昇降をして、全部飾ってバランスよく並べ終わる頃には、筋肉痛の予感をうっすら感じていました(笑)。
階段昇降運動を知らぬ間に行っていましたから……。
そして、起床介助の慌ただしい時間を終えて、昨夜発熱していたご利用者も微熱はあるものの、体調を伺うと「まあまあやな」とにこやかに答えられ、よく知るご利用者に戻っていました。
そして、そろそろ退勤の時間が迫ってきているときに、その方が抗原検査で陽性反応がでていると報告がありました。
「えー!」と皆驚愕でした(笑)。
とはいえ、ボーッとはしていられません。
主任の指揮のもと、感染対応の準備をしなければなりません。
また、濃厚接触者になる、介護と看護の職員は速やかに抗原検査の指示が出ました。
当日はひとまず陰性でしたが、今日含む5日間の抗原検査の指示がでて、休みの日は抗原検査の結果を、LINEで報告しなければならなくなりました。
まあ、起こったものは仕方がありません。
クラスターにならないように、徹底した対応で沈静化するしかありませんからね。
反省点は、発熱を見逃したことです。
様子がおかしいと思ったときに、熱せん妄を疑って、検温などを行っていれば、もっと早く対応できました。
発汗している時点では、解熱が始まっていたと思われます。
まだまだ勉強不足ですね。
ご利用者は入院され、治療を受けていますし、陽性を確認後はしんどさもなかったようです。
来年もしっかり勉強して、自己研鑽をおこたるなと言うことですね。
こんな始まりですが、今年も頑張ります。
よろしければお付き合い下さいませ。
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