とんこつ味
我が家の鍋は、母の好みで基本的にあっさりとしたスープを使うことが多く、寄せ鍋やあごだし、変わっていていもレモンスープなどで、鶏ガラを使っていないものというのも、重要なポイントです。
ある夜勤明けの日が、久しぶりに寒くなったある日、晩ごはんはお鍋でした。
準備ができて、起きてくると珍しく白いスープで、珍しいなと思っていると、「とんこつスープって、こんなに白いの?」と母が絶句。
母はとんこつスープといっても、鍋スープなのでもっと透明感があると思ったらしいのですが、私からすると何をいっているんだろうとしか思えません(笑)。
それでも鍋を始めたのですが、「とんこつスープって、こんなに豚くさいの?」と、母は微妙な表情……。
私も歳を重ねて、豚肉も臭く感じるようになりました。
なので、とんこつラーメンも苦手でが、母はもっと苦手でしょうね(笑)。
けっきょく途中で、母がギブアップで「やすまるだしで、鍋をやり直していい?」と懇願されました。
「もったいない」と言いながら、具材もさっと洗ってやすまるだし鍋に変更しました。
安定の味で、〆のうどんまでしっかり堪能しました。
ちなみに、夜勤明けの私は昼食にも、やすまるだしで一人鍋をしていました。
やすまるだし大活躍です(笑)。